東京・新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本へ。箱根湯本から箱根登山鉄道に乗り換え約40分。今回ご紹介するのは、箱根外輪山(はこねがいりんざん)の前に豊かな自然が広がる強羅(ごうら)にひっそりとたたずむ湯宿 のうのう箱根。美肌効果抜群という白いにごり湯が自慢の隠れ宿です。
玄関を入ると落ち着きのあるロビーラウンジが出迎えてくれます。古きよき日本の心とモダンテイストを融合した癒しの空間で、ほっとひと息。
のうのう箱根の客室は全10室。お部屋のしつらえはさまざまですが、すべてが心安らぐ和洋室。三階に3室のみ露天風呂を備えたお部屋があります(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
そのうちのひと部屋がこちらの303号室。窓からは箱根外輪山を一望。右手には箱根大文字焼きで有名な明星ヶ岳(みょうじょうがたけ)も眺められます。
客室には常時お布団が敷かれているので、夕食の前でも横になることができます。ちょっとひと休みしたいときにはありがたいですね(上の写真のお部屋は303号室)
こちらは303号室の専用露天風呂。お部屋(303号室)を出た廊下の先にある宿自慢のお風呂です。お湯は、箱根・大涌谷(おおわくだに)から引き湯をしている白いにごり湯。
泉質は酸性―カルシウム―硫酸塩・塩化物温泉。湯上がりの肌からは酸っぱい匂いが立ち上がり、体の奥まで温泉が染み入っていることが分かります。湯冷めしにくく、体がポカポカになるのが特徴です。
強羅のうのう箱根の夕食です。もてなしは旬の食材を使った創作会席料理。和洋の伝統と贅を尽くした独創的な料理がいただけます。
向付(むこうづけ)は、地元・小田原漁港で水揚げされた、アジ・マダイ・ヒラメ・マグロ・イカなど、どれも新鮮そのもの。
鉢肴(はちざかな)はウニ味噌を塗って炙り焼きにしたタラバガニとサザエのつぼ焼き。替り鉢(かわりばち)はアワビの茶碗蒸し。茶碗蒸し上にアワビとアワビの肝・エビを載せたぜいたくな一品(ひとしな)
鍋物は豆乳しゃぶしゃぶ。箱根の自然に育まれた極上のブランド豚・箱根山麓豚(はこねさんろくぶた)をにごり湯に見立てた豆乳出汁でしゃぶしゃぶしていただきます。
丹精込めたもてなしはまだだ続きます。
強肴(しいざかな)は、地元のほまれ・足柄牛(あしがらぎゅう)を石焼きで。足柄牛は、仔牛のころからお茶の粉末を飼料に加え、健康的に育った稀少な牛で、市場にはなかなか出回らない逸品です。
厳選した旬の食材を見た目も鮮やかに仕上げた絶品の創作会席。満足できます。料理は季節や仕入れによって替わります。
専用の露天風呂が付いた人気のお部屋は三階、301号室・302号室・303号室。箱根外輪山の景色と白いにごり湯が楽しめます。
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