福井県の冬の味覚とらふぐ。福井県で養殖されているトラフグは「若狭ふぐ」の名で全国的に知られています。若狭ふぐのおいしい時期は11月から3月。今回は福井県小浜市阿納(おばましあの)にある若狭ふぐの宿・下亟(しもじょう)をご紹介します。
福井県はとらふぐの生産額全国6位を誇、身が引き締まって甘味がある若狭ふぐ(わかさふぐ)は高級魚として県外にも出荷されています。若狭ふぐの宿・下亟(しもじょう)では、トラフグを自ら養殖しているので、リーズナブルな料金で若狭ふぐのフルコースなどが楽しめます。
ふぐ料理といえば「てっさ」(ふぐのお刺身)。大皿の上に一枚一枚敷き詰められた透明感のあるつややかな身は芸術品。見るだけで幸せな気持ちにひたれます。
下亟(しもじょう)のふぐ料理のなかで一番人気は焼きふぐ。炭火でとらふぐのぶつ切りをあぶって食べる焼きふぐは、旨みが閉じ込められているので、かみしめると凝縮されたうまみが口の中いっぱいに広がります。
ふぐのたたきは、香ばしさと分厚くきった身の歯ごたえが楽しめます。日本酒にも相性抜群。
外はカリッと中はジューシー。プリプリの食感が楽しめるのは、ふぐの唐揚げ。食通の間でも人気の一品です。
客室は落ち着いてくつろげる和室が13部屋。上の画像は8畳の客室。温水洗浄トイレ・洗面所・テレビ・エアコン付き。
お風呂は2013年4月にリニューアル。十和田石を使った緑を基調とした石風呂です。お湯は天然温泉ではありませんが、足を伸ばしてゆったり入浴できます。
下亟(しもじょう)では自ら若狭ふぐを養殖。養殖場から宿の生簀(いけす)に直接ふぐが届けられますので、いつでも新鮮なとらふぐ料理がいただけます。
若狭ふぐが目的で下亟(しもじょう)に泊まるなら若狭ふぐフルコースが楽しめる宿泊プラン がおすすめ。てっさ・てっちり(ふぐ鍋)・焼きふぐ・唐揚げなど、ふぐ料理の醍醐味を堪能できます。