開湯は奈良時代という歴史ある島根県の温泉地・玉造温泉(たまつくりおんせん)。昔からこの地で魔除けの勾玉(まがたま)を作っていたことから、この名(玉造)が付いたと言われています。
今回ご紹介するのは、玉造温泉にある 出雲神々 縁結びの宿 紺家(いずもかみがみ えんむすびのやど こんや)。創業120年という老舗旅館です。
紺家は出雲大社とのゆかりも深く、毎年、出雲大社に奉納される注連縄(しめなわ)で作られた「祈り鶴亀」(いのりつるかめ)を譲り受けています。巫女さんの貸衣装を着て、祈り鶴亀の前で無料の記念撮影を行なってもらえる女性限定のサービスも人気です。
女性にはうれしい色浴衣とお散歩グッズの無料貸し出しも行なっています。色浴衣に着替え、お散歩グッズ(湯めぐり籠)に足湯用のタオルセットや小物を入れて、玉造温泉の散策や湯めぐりが楽しめます。
お部屋は落ち着いたたたずまいの和室。ゆったりとくつろがせてくれます。窓からは宿自慢の日本庭園も見渡せ、四季折々の風景を楽しめるぜいたくな造りになっています(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
お風呂は大浴場・露天風呂・貸切風呂があります。こちら(上の画像)は女性専用の露天風呂。古の人たちが神の湯と呼んだ玉造温泉のお湯は美人の湯とも言われ、やわらかな弱アルカリ性の泉質で、女性にはうれしい温泉です。
名湯を満喫したあとはお楽しみの夕食です。もてなしは、目と舌の両方で楽しめる山陰の地元食材にこだわった料理の数々。
前菜は宍道湖七珍(しんじこしっちん)と呼ばれる白魚(しらうお)やシジミなど宍道湖で獲れる七種類の魚介を使った一品。白魚は塩辛で、テナガエビは甘辛く煮た旨煮でいただきます。
日本海の高級魚・ノドグロは塩焼きで。縁起のよさそうなネーミングのお鍋は、トマトと豆乳の紅白鍋。赤いほうのスープはトマト味・白いほうは豆乳。お鍋の中にはコラーゲンたっぷりのウナギが入っています。
〆のご飯は、宍道湖(しんじこ)で獲れたシジミやウナギを巻いたお寿司・縁結び巻き。縁結びの宿にふさわしいお料理です。
冬の時期は旬のズワイガニを使った蟹デラックス会席も人気です。美肌の名湯と山陰の開運料理に大満足。玉造温泉 縁結びの宿 紺家 は、女子旅や母娘旅行など、女性におすすめのお宿です。
縁結びの神社として知られる出雲大社。玉造温泉 から出雲大社へのアクセスは車で約60分の距離。タクシーだと料金は約9,000円です。