東京からJR特急踊り子号で約1時間50分。眼下に相模灘を望む高原リゾート。別荘地としても名高い伊豆高原。今回ご紹介するのは、伊豆高原の里山に佇む 八幡野温泉郷 きらの里(やわたのおんせんきょう きらのさと)。昔懐かしい古民家を思わせるたたずまいが印象的な湯宿です。
6,600坪という広大な敷地に田んぼや池、川などともに、さまざまな趣向を凝らした客室が配置されていて宿全体がひしつの村のようになっています。
敷地内に広がる散策路の中には足湯もあります。ぜいたくにも宿の自家源泉から直接、名湯が足湯に注ぎ込まれています。
敷地内の田んぼでは、5月の中旬に行なわれる田植えに始まり、実りの季節となる9月下旬には稲刈りも行なわれます。里山の体験として、ふる里に帰ったような気分にひたれます。
こちら(上の写真)の客室は露天風呂付き離れの「竹ぶえ」。人気のお部屋です。里山の風景に抱かれ、昔懐かしい古民家の風情をたたえています。
客室の露天風呂は源泉掛け流し。名湯に身をゆだね極上の湯浴みが楽しめます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
大浴場には、岩の露天風呂・信楽焼(しがらきやき)の壺風呂(つぼぶろ)・檜風呂・打たせ湯など、たくさんの浴槽があり、好きなお風呂に入り放題。お風呂好きにはたまりません。
おすすめは寝湯(ねゆ)です(上の画像)。光をさえぎり、薄暗くしてあるので、瞑想をしたくなるほど心が落ち着きます。泉質はカルシウム・ナトリウム―硫酸塩温泉。ペーハー9以上の高いアルカリ性の美肌の湯。湯上がりは肌がツルツルに。しっとりと潤い化粧品は必要ありません。
伊豆高原きらの里の夕食です。食事処は二つ。メインになる料理が溶岩焼きの「山ぼうし」か、海鮮しゃぶしゃぶの「海つばき」。チェックイン時にお好みで選べます。
こちらの料理(上の写真)は、溶岩焼きがいただける山ぼうしの料理です。お造りは伊東港で水揚げされたサザエ・カツオ・イサキなど。先椀(さきわん)は、美味鶏(びみどり)ときのこの土瓶蒸し。4種類のきのこと静岡産地鶏のスープにカツオ出汁(だし)をあわせたコクのある味わいです(料理は季節や仕入れによって替わります)
炊き合わせは季節の野菜と魚の持ち味を活かし、食材を別々に炊くという手間暇かかった一品(ひとしな)。メインは国産牛の溶岩焼き。鉄板代わりに使われる富士山の溶岩プレート、が余分な油を吸収してくれるので、とてもヘルシー。
夜の10時から23時30分までの時間、昔懐かしいラーメン屋台で、夜鳴きそばが無料でいただけます。
美肌の湯と、伊豆の山海の幸を心ゆくまで堪能。満足できます。伊豆高原・八幡野温泉郷きらの里。女子旅や母娘旅行におすすめの温泉宿です。アロマトリートメントや手もみマッサージなどのサービスも充実しています。
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