東京から東北新幹線で那須塩原へ。那須塩原から路線バスに乗り換え約1時間。御用邸の置かれた栃木の名湯・塩原温泉。今回ご紹介するのは「塩原十一湯」(しおばらじゅういちとう)と呼ばれる温泉郷のひとつ畑下温泉(はたおりおんせん)の一角にある名湯が自慢の宿・塩原湧花庵(しおばらゆうかあん)です。
エントランスの先には、大きなガラス窓から差し込む陽の光に照らされたくつろぎのロビーラウンジが。ラウンジでは、コーヒーや紅茶などのドリンクが無料でいただけます(15時~21時30分/7時30分~10時30分)
客室は和モダンな和室。上の写真のお部屋はスタンダードタイプ江戸間和室8場。窓からは眼下に箒川(ほうきがわ)を一望できます(客室の広さやタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
湧花庵には大小合わせて八つのお風呂があります(上の画像は大展望風呂)。どのお風呂もすべて100%源泉掛け流しです。
屋上には三つの檜造りの露天風呂があり、貸切露天風呂は無料で利用できます。夜には天気がよければ満天の星を眺めながらぜいたくな湯浴みが楽しめます。貸切露天風呂は予約不要。空いていれば、いつでも利用できます。
上の写真は、宿から歩いて2分ほどのところにあるのは渓流露天風呂・楓の湯(かえでのゆ)。楓の湯は、清流・箒川(ほうきがわ)沿いに造られた野天風呂で、心地よいせせらぎと川風を感じながら野趣あふれる湯浴みが満喫できます。
泉質はナトリウム―塩化物温泉。うっすらと濁っていて、よく温まるお湯です。肌あたりがやわらかで、やさしく包まれるような感触があります。入るたびに肌がしっとりと潤うのが感じられる温泉です。
塩原温泉・湧花庵の夕食です。もてなしは、見た目にも美しい地元の食材を活かした会席料理。焼き物はイワナの炭火塩焼き。炭火でじっくと時間をかけて焼きあげることで、骨までやわらかくいただけます。これぞ山の恵み。とっておきのごちそうです。
お造りは、マグロ・タイ・イカ・甘エビ・ホタテの五点盛り。鍋物は、シロサバフグ(白鯖河豚)を使ったふぐ鍋。旬の野菜やキノコとともに特製の出汁でいただきます(料理は季節や仕入れによって替わります)
強肴(しいざかな)は、A4ランクとちぎ和牛の瓦焼き(かわらやき)。霜降り加減も抜群。とちぎ和牛は季節の野菜とともに自家製のタレでいただきます。
旬の味覚と手作りにこだわった塩原湧花庵の会席の膳。絶品です。
塩原湧花庵の宿泊プランを見てみる