東京からJR特急踊り子号で約2時間20分。伊豆半島から突き出た岬に宿が連なる東伊豆の湯処・稲取(いなとり)。今回ご紹介するのは、稲取温泉 食べるお宿 浜の湯(はまのゆ)。絶景と新鮮な磯料理が口コミでも評判のお宿です。
2016年にリニューアルされたロビーラウンジから眺められる水平線。さながら豪華客船で大海原を航海している気分。夏のマリンリゾートを満期するには格好の立地です。
客室からは相模灘を一望。海の彼方にはロマンあふれるあわい島影。ツバキで知られる伊豆大島が望めます。日がな潮騒に包まれるデッキテラスはまとない憩のスペース。日の出とともに目覚めれば神秘的な光景を目の当たりにできます(客室のタイプは宿泊プランの中から選べます)
浜の湯の自慢のひとつは屋上にある海一望の大露天風呂(上の画像)。最上階にある露天風呂は絶景の特等席です。
伊豆の島々を見晴し、夜は島の灯りや満点の星空。時期によってはムーンロードも現われ、翌朝には朝日を拝めるという最高のロケーションです。
稲取温泉 食べるお宿 浜の湯の夕食です。お造りは豪華な舟盛りで(上の写真)。キンメダイの姿造り・伊勢エビの姿造り・サザエ・マグロ・メダイ……。事前にお祝い事や誕生日を伝えれば、大漁旗に見立てた札に祝福の言葉を添えてくれます。
上品なすまし汁仕立ての椀物には手の込んだハマグリの真薯(しんじょ)など伊豆近海の幸が季節の食材とともに楽しめます(料理は季節や仕入れによって替わります)
台の物は活きアワビの酒蒸し。これまたぜいたく。
そして、キンメダイの姿煮(上の写真)。口コミでも評判の名物料理です。大鍋で大量に作る姿煮。金目鯛から出るたっぷりの旨みが、真似のできない濃厚な味わいをかもし出します。魚好きにはこたえられない海の幸尽くし。圧巻です。