箱根外輪山を間近に望む風光明媚な温泉地・強羅温泉(ごうらおんせん)。古くから名だたる文人墨客からも愛された名湯で、高級宿が多いことでも知られています。今回は、強羅温泉の人気宿を3軒ご紹介します。
強羅温泉の人気宿、1軒目は、強羅花扇(ごうらはなおうぎ)。なかなか予約がとれない人気宿です。部屋の中ですべてが楽しめるようにと、全室、専用の露天風呂が付いた極上の温泉旅館です。
2軒目の宿は、2014年12月にオープンした円かの杜(まどかのもり)。森の中に静かにたたずむ、木のぬくもりあふれる強羅温泉有数の高級旅館です。円かの杜は、森林浴を楽しみながら湯浴みができる露天風呂付き客室が人気です。
そして、強羅温泉の人気宿、3軒目は、箱根登山鉄道の早雲山駅(そううんざんえき)から歩いてわずか1分のところにある 強羅花扇 早雲閣(ごうらはなおうぎ そううんかく)。強羅花扇、円かの杜に比べると料金もリーズナブル。
強羅花扇 早雲閣の自慢はお風呂。温泉は、加温や加水をいっさいしていない源泉掛け流し。露天風呂には2種類のお湯があり、少しぬるめの37度と42度になっています。泉質は石膏泉(せっこうせん)。箱根ではとても珍しい泉質で、神経痛や筋肉痛、切り傷などによく効くといわれています。
早雲閣で、温泉と並んで評判なのが料理。上の写真は夕食。相模湾の海の幸や和牛のステーキなど、高級食材がふんだんに使われています。
強羅花扇早雲閣は、2019年10月の台風19号による土砂崩れのために建物が損壊。現在休業中。