鳥取で松葉ガニと温泉が楽しめるおすすめの旅館といえば?
山陰地方最大級の温泉郷・鳥取県の皆生温泉(かいけおんせん)。今回ご紹介するのは、皆生温泉の中でもいちばんの老舗旅館「海色・湯の宿 松月」(うみいろ ゆのやど しょうげつ)です。
鳥取の冬の味覚といえば松葉ガニ。松葉ガニ漁の解禁日は11月6日。冬の時期は旬のとれたて松葉ガニ尽くしの料理が楽しめます。
上品な和の雰囲気が漂う松月の客室数は全19室。行き届いたサービスを提供するために、客室の数を1927年(昭和2年)の創業以来、増やしていないそうです。
客室に入ると、まず飛び込んでくるのが大きな窓からの景色。優美な大山(だいせん)と、刻々と表情を変える日本海。海と山の景色をひとり占めできます。客室のタイプは宿泊プランの中から選べます。
お部屋でひと休みしたあとは温泉へ。お風呂からも海を一望できます。皆生温泉は塩を多く含み、神経痛や皮膚病によく効くといわれています。
名湯を満喫したらお待ちかねの夕食です。鳥取の旬の味覚をふんだんに使った創作和会席が楽しめます。アワビ・フカヒレ・ウニ…。豪華な食材が食卓を彩ります。ぜいたくすぎてどうしましょう(笑)
こちらは鳥取和牛の内ももを使った炙り寿司。ニンニクを添えて。柔らかくて香りもよく、きめ細かいサシの入った肩ロースは、しゃぶしゃぶでいただきます。
そしてお待ちかねの松葉ガニ。まずは炭火焼きで。お酒と卵の黄身でひと手間加えたカニ味噌は濃厚。
これぞ山陰の冬の味、松葉ガニのお刺身です。新鮮でプリプリ。この時期は身がたっぷり詰まっています。繊細な食感。口の中で広がる甘み。たまりません。
鳥取の味覚と松葉ガニを心ゆくまで堪能。冬の時期、松葉ガニを食べに鳥取に旅行に行くなら、泊まる宿は皆生温泉の松月がおすすめです。