東京・新宿から高速バスで約2時間半。数多くの名画や小説の舞台となった上州の名湯・伊香保温泉(いかほおんせん)。町の中心にあり土産物屋などが軒を連ねる石段街。温泉場の情緒があふれる人気の観光スポットです。
今回ご紹介するのは、伊香保温泉 市川別館 晴観(いちかわべっかん せいかんそう)。標高700メートル。閑静な森にたたずむ絶景自慢のお宿です。
館内は和のしつらえ。1階ロビーの奥には卓球台が。宿のオリジナルサービスで、温泉宿では定番のお楽しみ、卓球場が無料で利用できます。
宿の自慢は客室からの眺望。目の前に広がる上越国境の山々とともに名峰・谷川連峰の雄姿も望めます。この絶景が手に取るようにひとり占めできる客室は広さもじゅうぶんです(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
お部屋でひと息ついたら温泉へ
伊香保温泉には茶褐色の黄金の湯(こがねのゆ)と無色の白銀の湯(しろがねのゆ)の二種類の源泉があります。晴観荘では白銀の湯が引かれています。
白銀の湯は、肌の潤いをためてくれる美肌の湯なので、入浴するたびに肌をしっとりとさせてくれます。美肌成分のメタケイ酸を含む女子にはうれしい温泉です。
伊香保温泉・晴観荘の夕食です。食卓を彩るのは地元・群馬の食材をふんだんに使った季節の味覚。お造りは群馬特産ギンヒカリのカルパッチョ。とろけるような食感がたまりません。
鍋物は群馬産もち豚のキノコ鍋。鍋には地元産のシメジやクロマイタケ・シロマイタケに加え、珍しいタモギダケもぜいたくに使われています。味噌仕立てのヘルシー鍋。体の芯から温まります。
焼物は舌平目のムース焼き。オマール海老と香味味噌を煮込んだアメリケーヌソースでいただきます。
肉料理の陶板焼きは和牛サーロインステーキ。料金をプラスすると上州牛のサーロインステーキ(上記写真)にグレードアップできます。かむほどに上質な肉の旨みが広がる逸品です。
四季折々、上州の味覚をふんだんに使った料理の数々。満足できます(料理は季節や仕入れによって替わります)。絶景とメタケイ酸を含む美肌の湯を満喫。伊香保温泉 晴観荘 は、女子旅におすすめの湯宿です。