瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ島・大崎上島(おおさきかみじま)。広島県からのアクセスは竹原港からフェリーで垂水港(たるみこう)まで約25分。今回ご紹介するのは、大崎上島の丘の上にたたずむ きのえ温泉ホテル清風荘(せいふうそう)。絶景と料理が自慢のホテルです。
ホテルから徒歩1分の場所にあるのは中ノ鼻灯台(なかのはなとうだい)。1894年(明治27年)から現在に至るまで、瀬戸内海の航海の安全を見守り続けています。
ホテルに到着すると広々としたロビーが出迎えてくれます。ホテル清風館のチェックインは15時30分。チェックアウトは10時。フロントでは大崎上島の観光案内もしてもらえます。チェックインをすませたら客室へ
客室のタイプは和室・洋室・和洋室。上の写真は瀬戸内海の絶景を堪能できる12畳の和室。年配のかたや車椅子のかたも安心して宿泊できるパリアフリーの洋室もあります。
窓からは、大下島(おおげしま)柏島(かしわじま)大三島(おおみしま)、遠くには、しまなみ海道の来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)も望めます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)。お部屋で旅の荷をほどいたら温泉で汗を流しましょう。
ホテル清風館のお風呂は、大浴場に加えて露天風呂があります。露天風呂は海に向いて造られているので眺めは抜群。泉質は塩化物冷鉱泉。海辺の温泉だけあって塩分が多く含まれているお湯は、神経痛・関節痛・冷え症・高血圧など効能も豊かです、
上の画像は露天風呂から眺める夕暮れ時の海景色。ほてった体を潮風で冷ましながら過ごす至福のひととき。ぜいたくな湯浴みが楽しめます。陽が落ちればお待ちかねの夕食です。
きのえ温泉ホテル清風館の夕食です。宿のおすすめは、期間限定のメバルづくし会席(5月~6月)。春以降、海水温が上がると活発になるメバルは梅雨メバル(つゆめばる)と呼ばれ、魚体も大きく脂も乗って美味しさこのうえなし。
その梅雨メバルを含むお造りは見た目も豪華。梅雨メバルのお刺身は、コリコリッと小気味よい食感に加えて、旨みも甘みもメバルを超えたこの時期にしか味わえない逸品です。
メバルの煮付けは身がふっくら。料理長が考案した押し寿司・メバル寿司もいただけます。さらに、島の農家が作ったフルーツトマトとシイタケを出汁にしてメバルを入れたメバル鍋など…。まさにメバルづくしです。
もちろんメバルだけではありません。メバルづくし会席ではアワビの踊り焼きも食卓に並びます。焼くことでアワビは身が柔らかくなるのでお年寄りでも美味しくいただけます。なんともぜいたく。
料理に使う魚介は、料理長が朝と夕方、漁港に出向いて、漁師さんから直接仕入れているので、鮮度が抜群。瀬戸内海の海の恵みを心ゆくまで堪能できるホテル清風館のおもてなし。宿泊客の口コミ評価が高いのもうなずけます。
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