2016年6月15日。埼玉県川口市戸塚東にあるお寿司屋さん「ひろ鮨」でランチのお寿司「ばくだんランチ」を食べてきました。ひろ鮨さんはケーヨーデイツー東川口店の向かいにあるお寿司屋さん。前を通るたびに「ばくだんランチ1,000円」というメニューボードが気になっていたんです。
ひろ鮨には車で行きました。お店に向かって右側に3台駐められる駐車場があります。
上の写真は、私がいつもひろ鮨の前を通って気になって仕方なかったランチメニューのボードです。ランチは11時30分~14時30分。限定10食のサービス丼610円、あじ丼820円、バグダン1,000円、マグロ丼・そばセット1,310円と、どれもおいしそう。全品、小鉢・ドリンク付です。
ひろ鮨に着いたのは11時29分。ランチタイムまで1分早いな(笑)と思いながら暖簾(のれん)をくぐると「いらっしゃいませ」。当然いちばん乗り。私は入口すぐのカウンター席に座りました。
ランチとはいえ、回らないお寿司屋さんに入るのは何年ぶりだろう。私はずっと気になっていたランチメニューの「バクダン」を注文しました。「バクダン」って、たぶん、ばらチラシのような具材が載ったお寿司なんじゃないかなと勝手に想像。
「バクダンですね」と言って包丁を握るのは職人気質のベテラン大将。お顔を拝見しただけでおいしいお寿司を出してくれるってわかってしまった。待っている間にこれぞお寿司屋さんという湯のみで出されたおいしいお茶をいただき、大将の手さばきを見ながら「ばくだん」が出来るのを待ちました。
しばらくすると、お嫁さんらしき女性が「小鉢です」といってキャベツの漬物となめこと小松菜の炊き合わせを運んでくださいました。薄味だけど出汁はしっかり。いいお味。濃い目のお茶にもぴったりです。
小鉢を食べ終わったころ、エビの頭で出汁を取ったお味噌汁と、先にご飯が運ばれてきました。ご飯には厚焼き玉子とガリ・でんぶが載っています。ご飯が別なんだ? どんぶりスタイルのちらしずしを想像していた私はちょっと不意を突かれた感じ。
すると大将がカウンター越しに「お待ちどうさま」といってどんぶりを差し出してくれました。「わ~。出たー♪」と心の中で叫んだどんぶりには、じつにいろいろな海鮮が散りばめられ、色彩も鮮やかで宝石箱のよう。どんぶりのいちばん下にはひきわり納豆と卵黄が。
ランチのばくだんは、ご飯と具材が別々に出されるということが分かりましたが、で、これってどうやって食べたらいいの? わからなかったので、素直に大将に聞いたところ「お醤油をかけて、全部載っけてもいいし、好きなだけ載せながら食べてもいいよ」とのこと。
なるほど。せっかく見た目がきれいだったので、お醤油をかけ、あまり混ぜないようにしてご飯にのっけていただきました。
金目鯛・エビ・ハマチ・赤身・トロ・こはだ・アジ・タコ・いくら…。そして甘いウニまで、ほんとうにいろんなお刺身が入っているので楽しみながら味わい、ぜいたく気分を満喫できました。おなかもいっぱい。
食べ終わったのを見計らい、大将が「最後にコーヒーかウーロン茶の飲み物も付くんですが、どちらがいいですか?」と声をかけてくださいました。私は冷たいウーロン茶をお願いしました。
お店の奥の壁に目をやると「卵焼き900円」と書かれています。さっきいただいた卵焼きがおいしかったので、お土産にお願いすると「今、焼きますね」と言って、息子さんらしき板前さんが奥で丁寧に焼いてくださり、アツアツ出来たてを包んでくれました。
この卵焼きをいただきながら日本酒飲んだらおいしそうだわ。ランチのバクダンに大満足。次はあじ丼を食べに来ようと心に誓い、ずっしりと重いお寿司屋さんの卵焼きを手に店を出ました。いや~、ほんとうにおいしかった。大満足。
家に帰って晩酌のとき、さっそくひろ鮨の卵焼きを厚めに切って日本酒のお供に。いっぱいあるから主人の弁当にも入れてあげようかな。きっと喜ぶに違いない。
ほおばるとジュワッとお出汁が口に広がり、ほのかな甘さが、あとから追いかけてきます。だし巻き卵派にも甘い卵が好きな人にも両方にウケそうなお味はさすが。もちろん日本酒にもよく合います。すごく贅沢。さすが、お寿司屋さんの卵焼き。次回、ひろ鮨へランチに行ったらまた卵焼きはお願いしたいな。
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今回おじゃました「ひろ鮨」の住所は、〒333-0802 埼玉県川口市戸塚東2-3-18。正確な場所は上記の地図で確認できます。場所はケーヨーデイツー東川口店の向かい。ランチの営業時間は11時半~14時半。電話番号は048-295-9345