2019年9月2日。名古屋から帰省した娘といっしょに栃木県の鬼怒川温泉へ一泊二日で行ってきました。鬼怒川だったら車で行くのもいいのだけれど、一度乗ってみたかった特急リバティでちょっと贅沢気分の旅となりました。
特急リバティで鬼怒川温泉へ
リバティの車両はとてもきれいで席の間隔は広々。外の景色はだんだんと建物が少なくなって緑の田畑や川の風景が多くなってきました。列車のスタッフが販売していたビールを購入。旅の安全を祈願して娘と乾杯。
鬼怒川温泉駅に到着。乗車した春日部からは約1時間30分。夏休みも終わったばかりだったので、混雑の様子はないものの観光客の数はまあまあといったところ。
鬼の鬼怒太がお出迎え
駅を出た正面で、棍棒を持った鬼の鬼怒太(きぬた)がお出迎え。鬼怒太は三兄弟の長男で、足湯などの観光スポットに、三兄弟の像が設置されているということです。
鬼怒太がいる駅前ロータリー広場には、無料で入れる足湯があります。みなさん足湯を楽しんでいらっしゃる様子のなので、さっそく私たちも靴を脱いで足湯につかり、温泉気分を味わってみることにしました。熱々の温泉が効く~、といった感じ。しかしこの日は暖かかったので、足湯は早々に引き上げました。
ロープウェイで丸山山頂へ
ホテルのチェックインは15時からなので、それまでは食事を楽しんだり観光で時間を楽しむことにしました。石挽のお蕎麦屋さんでお昼を食べたあと、ロープウェイに乗って丸山山頂へ。標高700mの山頂からは鬼怒川温泉街が一望できました。ロープウェイに乗っている時間は片道約4分。テレビでよく紹介されるお猿さんたちもいました。
鬼怒川プラザホテルに到着
ロープウェイから駅までの無料の巡回バスも出ているのですが、ホテルまでの歩けない距離でもなさそうだったので、散策がてらぷらぷらと歩いて向かうことにしました。気持ちよく歩きながら10分ほどで到着しました。ホテル玄関前にも足湯があります。
ホテル入り口のホールは天井が高く開放的。
ホールも広い。大きな窓からは鬼怒川の渓谷を眺めることができます。
受付でチェックインをすませ、鍵をもらって部屋に向かいます。
エレベーターに乗って11階へ。エレベーターを降りた踊り場にもおもてなしの心が感じられます。
渓谷美一望の豪華な客室
ワクワクしながら客室のドアを開けお部屋に入ってみました。思わず「わ~♪」と言ってしまうほど、きれいで可愛らしいお部屋。宿のホームページで紹介されていた画像そのままの豪華な広々としたお部屋だったので感激しました。
こちらはソファーやテレビなどがあるくつろぎスペース。窓の下を見下ろすとロビーから見えたのと同じ鬼怒川渓谷の景色が一望できます。
こちらのお部屋には、ジャグジーのお風呂も付いています。大きめの浴槽でシャワーも最新式。窓からの景色も抜群。お部屋はお手入れも行き届いていて<とてもきれいでした。
貸切露天風呂へ
お部屋のお風呂にも入ってみたいけど、せっかく鬼怒川に来たのだから温泉に行こう。ということで、プランに付いていた貸切露天風呂の「森のお風呂 鬼燈亭」(ほおずきてい)に行って、ゆっくりすることにしました。貸切風呂の鬼燈亭は、宿から5分ほど歩い他場所にあります。
夕暮れに行った鬼燈亭は、灯籠の明かりがつき、とてもいい雰囲気を醸し出していました。個室の露天風呂がいくつもあるようです。
露天風呂はいい雰囲気。ドアを開けたすぐに6畳ほどの脱衣所があって、その奥が露天風呂とシャワーがある洗い場になっていました。
木造の露天風呂は二人で入ってもゆったりの広さ。惜しげもなくお湯が注がれます。お隣はカップルかな? 話し声はちょっと響いてきますが許容範囲。足湯を満喫して宿に戻ります。
夕食は食事処で
夕食は7時に予約してありますが、ロビーに集合し、食事処がある場所まで大型のワゴン車で送り迎えしてくれます。ホテルから食事処までは車で約10分。
夕食は、地鶏の炭火焼きと栃木牛のすき焼きが選べたのですが、地鶏は、雰囲気の良さそうな外で開放的なお食事が楽しめるという予定たったのですが、この日はあいにくの雨が降り、急きょ室内で鳥しゃぶに変更になりました。
外で炭火焼きをいただけなかったのはとても残念でしたが、名古屋コーチン鍋もなかなかのお味。その他にバイキング形式の小鉢が数え切れないほど用意されていたので、おなかも心も大満足。
就寝前にひとっ風呂
食事が終わって部屋で少し休んだあと、ホテルにあるお風呂にも行ってみることいしました。お風呂は三種類。露天風呂もふたつあり、外の風を感じながら気持ちのいい湯あみになりました。
部屋に帰るとお布団を敷いてくれていました。こうなるととたんに睡魔が襲ってくるから不思議。明日も朝早くに起きて温泉に入りたいので、早めの就寝。
翌朝は朝食前に散策と足湯
朝は5時に目が覚めたので浴衣のままお風呂へ。さっぱりして戻って少しくつろいだあと、朝食にはまだ時間があります。窓の外の渓谷を眺めていると、川の近くまで降りることができそうな階段を見つけました。近くには足湯もあるようなのでお散歩がてら出かけてみることにしました。
ホテルの裏の「くろがね橋」の右岸側にある足湯施設の入口では駅前で見た鬼怒川温泉のシンボルキャラクター鬼怒太の妹・鬼怒子の像がお出迎え。鬼怒川渓谷の眺めがいい場所にある足湯施設です。
こちらの足湯施設は、渓谷の絶景を眺めながらの足湯が楽しめるので、長湯をする人も多いとか。確かに気持ちのいい場所です。無料で入ることができるのは嬉しいですね。
朝食は和洋バイキング
朝の気持ちのいいお散歩を楽しんだあとはお腹もすいて、お楽しみの朝食です。プラザホテルでは焼きたてのパンが名物だとか。パンが大好きな私と娘は迷わず洋食コーナーへ
焼き立てパンはとても美味しそう。朝からちょっと食べすぎかな?と思うほど何種類かのパンをいただきました。
洋食コーナーにはサラダやスクランブルエッグ、ソーセージ・ハム類など、満足いくものが並んでいました。
気になったので和食のコーナーにも行ってみると、お漬物のコーナーだけでもこんなにあるの?というほど和食も充実しています。
お豆腐だけでも数種類、その他に煮物や焼き魚などもあり、和食コーナーは、洋食コーナーよりも大人気で列ができていました。
朝食後は提携ホテルの露天風呂で湯浴み
11時チェックアウトは今回の宿泊プランに含まれていたサービースのひとつ。まだかなりゆっくりできそう。ただ部屋にいてももったいないので、露天風呂を無料で提供してくれているホテルに行ってみることにしました。提携ホテルでの入浴も宿泊プランのサービスです(入浴できる時間帯は決められています)
受付のスタッフに場所を聞いたところ、歩いて行くには少し遠いとのことだったのですが、いい運動になるので大歓迎。場所は昨夜夕食をいただいたホテル大滝でした。
お風呂には人がおらず、けっきょくここも貸切の露天風呂状態で入ることができました。カナカナとヒグラシの鳴き声が響き、今回の旅行でいちばん気持ちのいいお風呂をいただくことだできました。
チェックアウト
一泊二日の滞在はあっというま。温泉・客室・眺望・料理、どれもよかった。しかも夏休みが終わった平日ということもあって長時間滞在ができる格安の宿泊プランで泊まることができました。大満足で鬼怒川プラザホテルをチェックアウト。もう少し鬼怒川で遊んで帰ることにしました。