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鬼怒川温泉神社と鬼怒川護国神社に参拝。御朱印もいただきました。
令和元年9月2日・月曜日。娘と二人で鬼怒川温泉に1泊旅行へ。浅草から東武鉄道・特急リバティ会津111号に乗って鬼怒川温泉駅に着いたのが午前11時9分。神社巡りが好きな娘が、鬼怒川温泉の神社にお参りして御朱印もいただきたいというので、三社をまわってきました。
山頂|温泉神社
まずは鬼怒川温泉駅前から歩いて3分ほどのところにあるきぬ川ホテル三日月の横から無料シャトルバスに乗って鬼怒川温泉ロープウェイへ。ロープウェイに乗って丸山の山頂にある温泉神社へ向かいます。
まるやまさんちょう駅に到着。発着駅のおんせんさんろく駅からまるやまさんちょう駅までの乗車時間はおよそ4分。眼下に鬼怒川の渓谷と温泉街が見下ろせます。
温泉神社の参道(石段)入口横に、小さなお社(やしろ)がありました。祠(ほこら)の木札には「温泉神社大己貴命」(おおなむちのみこと)と書かれています。大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名ですね。賽銭をして、お山に入らせていただくごあいさつをしました。
山頂の温泉神社に向かう石段の脇に「山ビル(蛭)います!!草むらに生息しています!!雨や高温多湿の日は特に・・・!!※ハイキングコース・一本杉方面へ行かれる場合は自己責任にてお願いいたします。」と書かれた看板が立っています。
このあたりはヤマビルがいるんですね。今日は湿気が多いのでヤマビルにとっては絶好の活動日和。もしかしたら石段にもいるかもしれないので注意して歩かないと。
石段を昇っていくと参道の両脇で赤く塗られた常夜灯(じょうやとう)が出迎えてくれました。
常夜灯を抜けると石段の先に赤い小さな祠(ほこら)が見えてきました。
温泉神社に到着。扁額に「温泉神社」と書かれています。昭和34年(1959年)建立。豊川稲荷の御分体が祀られていて、金運上昇のご利益があるそうです。今日は鬼怒川温泉に着いてからずっと曇っていましたが、社殿で手を合わせたら木々の間から(ほんの数秒でしたが)日の光が射し込みました。
社殿は岩の上に鎮座しています。丸山の鎮守神といったところでしょうか。
せっかくここまで来たんだから一本杉まで行ってみようと思いましたが「注意!クマ出没中」の看板を見てビビる(笑)。この先は山道みたいだし、ヤマビルも出そうだし、ということで、山を下りることにしました。
下山|ロープウェイ
ロープウェイで下山。紅葉の時期は錦に彩られた絶景が広がるんでしょうね。
発着駅のおんせんさんろく駅に到着。次にお参りする護国神社の屋根と鬼怒川温泉神社の社殿が見えます。
藤原町護国神社(鬼怒川護国神社)
ロープウェイを降り、参拝する前に手水舎(てみずや)でお清め
手水舎でお清めをしたあと護国神社に向かいます。左側に社務所、右側におみくじ掛け、正面に石段と鳥居、その奥に山を背にした護国神社の社殿が見えます。
石段を昇って鳥居へ。石段の数は18段。石段の中央には手すりが付いていて、両脇に常夜灯が配されています。
鳥居の右手に朱色に塗られた神楽殿が見えます。
鳥居をくぐると、正面に石段があり、石段の先に拝殿、石段の手前両側に燈籠が配されています。石段の数は24段。
拝殿の前では一対の狛犬がにらみをきかせています。上の写真は拝殿に向かって左側に置かれている吽形(うんぎょう=口を閉じている)の狛犬。
護国神社の拝殿です。正式名は藤原町護国神社(ふじわらまちごこくじんじゃ)ですが鬼怒川護国神社とも呼ばれています。建立は昭和28年(1953年)。日清戦争・日露戦争・太平洋戦争で、地元の藤原町から出征して、護国のため(国を守るため)に戦死した方々の御霊(みたま)が祀られています。
鬼怒川温泉神社
藤原町護国神社で戦没者の御霊に手を合わせたあと、隣接している鬼怒川温泉神社へ
石段を昇って社殿に向かいます。社殿を取り囲む垣が鮮やかな朱色に塗られているのが特徴的です。社殿を背に山の木々がせり出している姿も神が宿っている雰囲気。
鬼怒川温泉神社の拝殿です。扁額には「温泉神社」と書かれています。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少名彦命(すくなびこのみこと)。大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名。少名彦命は日本神話に登場する神で、大国主命とともに国造りをした神様です。
藤原町護国神社と鬼怒川温泉神社の参拝を終え、無料シャトルバスに乗って鬼怒川温泉駅前の観光情報センターへ
御朱印授与所| 観光情報センター
鬼怒川・川治温泉観光情報センターに到着。神社の社務所は、ふだんは閉まっているので、社務所が閉まっているときは御朱印は観光情報センターでいただきます。
御朱印は観光情報センターの窓口でいただけます。
御朱印がいただける神社は三社。温泉神社(300円)護国神社(300円)そして楯岩鬼怒姫神社(たていわきぬひめじんじゃ)の御朱印は見開きになっているので500円。
今回、楯岩鬼怒姫神社も回ろうと思ったのですが、護国神社から歩くと50分近くかかるのと、雨がぱらついてきてしまったので、楯岩鬼怒姫神社へはお参りできませんでした。でも楯岩鬼怒姫神社の御朱印はかわいいので娘がぜひほしいということで、三社の御朱印をいただきました。
御朱印は書き置きになりますが、お参りした日付は書いていただけます。
御朱印|温泉神社・護国神社・楯岩鬼怒姫神社
上の写真がいただいた御朱印です。左から楯岩鬼怒姫神社の御朱印、温泉神社の御朱印、護国神社の御朱印。令和の元号が入った御朱印をいただけるのは嬉しいものです。次に鬼怒川に来るときは楯岩鬼怒姫神社へお参りしたいと思います。