東京からJR特急踊り子号で修善寺へ。修善寺からバスに乗り換え約55分。駿河湾を望み、のどかな景色が広がる西伊豆・土肥温泉(といおんせん)。今回ご紹介するのは、2016年にリニューアルオープンして評判を呼んでいる 新・海花亭いずみ(しん・かいかていいずみ)。潮騒も聞こえる絶景と料理が自慢の海辺の宿です。
もてなしの心が伝わってくる落ち着いた雰囲気のロビー。これからのひとときに期待が高まります。
こちら(上の写真)は露天風呂付き客室。窓からは駿河湾を一望。海に沈む夕日の美しさは西伊豆・土肥温泉ならでは。やさしく琴線(きんせん)に触れる旅の空。いつまでも心に残る光景です。
客室の露天風呂は広々とした檜造りでオーシャンビュー。ここから眺める夕日もまた格別。土肥の名湯をひとり占めできます。客室の露天風呂も2016年の夏にリニューアルしたばかりなので檜(ひのき)の香りも馥郁(ふくいく)たるもの。お湯は源泉掛け流しの天然温泉です(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
大浴場と露天風呂からの眺望も海辺の宿ならではの絶景(上の画像は露天風呂)。潮風に吹かれながら眺める夕日に心も体も癒されます。
新・海花亭いずみの夕食です。2016年の6月に新しい総料理長を迎え、料理の宿としての一歩を踏み出しました。総料理長がみずから足を運び、選りすぐった食材が、匠の技と想像力とで、おいしい料理となって食卓を彩ります。前菜は潮かつおの挟み大根・伊豆鹿の塩麹焼き・車エビの塩茹でなど。
土肥の魅力はなんと言っても海の幸。駿河湾産シロムツ・トビウオ・キンメダイ・イサギ…。お造りは、その日に仕入れた飛びきり新鮮な地魚が、あれこれたっぷりと盛り込まれています。
揚げ物は金目鯛の天ぷら。キンメダイの天ぷらというのは珍しいですね。衣はカラッと身はふわふわ。食感も楽しめる逸品です。
新・海花亭いずみの総料理長は、銀座の料亭でミシュランの星を4年連続で獲得した腕利き。土肥の食材に惚れ込み、地産地消を心がけながら自慢の腕を振るっています。
強肴(しいざかな)は、ひとくち和牛の香り焼きとカマスの掛け焼き。ソースは青じそのソースでいただきます(料理は季節や仕入れによって替わります)
これぞ技あり。極上のもてなしです。土肥温泉の新・海花亭いずみ。駿河湾に沈む夕日と伊豆の新鮮な海山の幸を堪能。満足できます。
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