江戸時代・金山の構内から湯が湧き出た西伊豆・土肥温泉(といおんせん)。今回ご紹介するのは、2017年1月1日にオープンした「ふたり とわに 縁(えん)」。大切な人と過ごすための高級宿です。
駿河湾を間近に望む高台にあって、10室すべてがオーシャンビュー。眺望を楽しみながらゆったりとぜいたくな時間を過ごせます。
シックで落ち着いたロビー。木のぬくもりも感じられます。外には広々としたテラスも。さながら絶景を謳歌するための展望台です。天候に恵まれれば、刻一刻と彩りを変える雄大な富士山を裾野まで見渡せます。この光景は値千金。
宿のオリジナルサービスで、滞在中は、テラスやロビーで、コーヒーや紅茶などのソフトドリンクが無料でいただけます(15時~21時30分/8時~11時)
日が暮れてからオープンするのが星空を楽しむための専用テラス「星にねがいをてらす」。西伊豆の澄んだ空気の中では星の輝きが違います。大切な人と星に願いを…
客室は全10室。すべて離れになっています。お部屋には総檜造りの半露天風呂付き。お風呂は二人で入ってもじゅうぶんな広さ。泉質はカルシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉。少しとろみがあって、肌あたりもよく、気持ちのよい温泉です(客室のタイプは宿泊プランの中から選べます)
西伊豆は夕日がきれいなことでも有名。黄金色(こがねいろ)に染まる西の空に誘われて、しばし客室のテラスに佇むのも旅の味わい。天空に映し出されたうたかたのドラマに心を奪われ、時を忘れます。
西伊豆・ふたりとわに縁の夕食です。厨房を預かる料理長は若手ながら経験豊富。繊細な仕事で食材に新たな息吹をもたらします。料理によって乾杯酒まで吟味してくれます。
前菜は、伊豆天城で栽培されている自然農法の野菜。風味や旨みが違います。ドレッシングは野菜だけでとったスープをジュレにしたもの。まさに大地の恵み。魚介類は、料理長みずから厳選した駿河湾の旬の幸。鮮度のよさをそのままに盛り付けた、その名も「駿河湾の醍醐味」
強肴(しいざかな)は、海鮮ブイヤベースからJAみっかび牛のすき焼きのどちらか好きな料理を選べます(料理は季節や仕入れによって替わります)。朝食は和洋どちらかを選べ、いずれも体にやさしく品数も豊富です。
多彩な地の食材を活かした心に残る豪華なもてなし。西伊豆・ふたりとわに縁。贅沢な二人だけの時間を過ごせます。