金目鯛の天ぷらとかき揚げ丼が美味しかった越谷市の蕎麦屋・久伊豆
2017年1月10日。埼玉県越谷市の久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)近くにある蕎麦処・久伊豆(ひさいず)に、お友だちの慶子さんを誘ってお昼を食べに車で行ってきました。久伊豆は越谷市のおいしいお蕎麦屋さんとして、埼玉S級グルメ店に認定されているほか『 越谷食本 』(ぴあ)でも紹介されているお店です。
お店に着いたのが11時半過ぎ。お店の前に3台ほどの駐車スペースがありましたが、奥のほうに駐めるには技術がいりそう。車庫入れにあまり自信のない私は出し入れを考え、道路を挟んだ反対側にある少し広い駐車場に車を駐めました。
入口前のボードに「今日のおすすめ」が載っていて、今日のランチはメンチカツセット(840円)。その隣に「金目鯛の天ぷら」(530円)と書かれています。「金目鯛の天ぷら? 珍しいね。食べてみよう」と、慶子さん。
席に案内されました。久伊豆が紹介されている『越谷食本』を見たときは、私は「エビ天丼」、慶子さんは「せいろ」を食べようと思っていたんですが、お店でメニューを見たら、とてもおいしそうなかき揚げ丼があったので、私は天丼をやめて、かき揚げ丼にミニそばが付いたかき揚げ丼ミニ麺セット、慶子さんは、つけ鴨せいろにしました。
もちろん金目鯛の天ぷらも注文。ちなみに久伊豆の金目鯛の天ぷらは季節限定メニューだそうです。
15分ほどすると、私のかき揚げ丼ミニそばセットが運ばれてきました。上の写真がかき揚げ丼ミニそばセットです。フタが載せてある丼からは、かき揚げがはみ出しています。サラダとお新香と冷たいお蕎麦がセットになって値段は1,300円。
どんぶりのフタを開けると見た目にもわかるほどサクサクしたかき揚げと、食欲をそそられる濃い色をしたタレがかかって、ご飯にも染みておいしそう。よく目にするかき揚げには玉ねぎが使われていることが多いのですが、久伊豆のかき揚げ丼のかき揚げは、玉ねぎではなくネギがたっぷりと使われていました。越谷はねぎが名産なので越谷ねぎが使われているのかな。
続いて、慶子さんが頼んだ「つけ鴨」がきました。鴨の出汁がたっぷり出ている温かい鴨汁は見るからにおいしそう。おそばもボリューム満点。
鴨の脂も程よくユツの表面を覆っています。鴨肉もたっぷり入っていました。「金目鯛の天ぷらもすぐにお持ちしますね」と、女性スタッフの自然な笑顔も素敵です。
「お待たせしました。熱いのでお気をつけくださいね」。待ってました。おそば屋さんでは珍しいキンメの天ぷら。付けツユ・大根おろし・ショウガが添えられています。
さっそくいただくと、ふわっとサクッとしているんだけど身が詰まっている、キンメならではの美味しい天ぷらです。「コレは美味しいね~、身もふわふわ」と、慶子さん。金目鯛の天ぷらは季節限定ということなので、メニューにあるうちにもう一度食べたい一品でした。今回はつけづゆでいただきましたが、金目鯛の天ぷらは塩でもおいしいかもしれません。
久伊豆のかき揚げの濃口のタレは、少し甘めの味付けで、歯応えのある冷たいお蕎麦との相性もピッタリ。最後はお腹がちょっと苦しくなるほど、ボリュームも満点でした。
今回おじゃました「そば処 久伊豆」(ひさいず)の営業時間は(平日)11時~15時/17時~21時(日曜祭日)11時~21時。ランチタイムは全席禁煙。定休日は毎週水曜日。水曜日が祭日のときは日曜祭日の時間帯で営業し翌日木曜日が定休。詳しくは 久伊豆のホームページ を要確認。電話番号は048-960-5388
(拡大地図を表示)
そば処・久伊豆の住所は、埼玉県越谷市東越谷4-24-6。正確な場所は上記の地図で確認できます。アクセスは東武スカイツリーライン越谷駅東口4番バス乗り場から市内循環バスに乗って中央中学校前バス停で下車してすぐ。駐車場10台。満車近くになると車庫入れが苦手な方は少し苦労するかも。
YouTubeに「そば処 久伊豆」の動画がアップされていますのでご紹介します(下記動画)。ご主人のお店に対する熱い思いが語られています。ぜひご覧ください。
そば処・久伊豆で食べた金目鯛の天ぷらがあまりにも美味しかったので、2年前に慶子さんと二人で銚子に行ったときに食べた金目鯛の煮付けの話になりました。「銚子のあのお店にまた金目鯛を食べに行きたいね」「金目鯛の漬け丼(釣りきんめ丼)もおいしかったよね~」
上の写真はそのときに食べた金目鯛の煮付けです。慶子さんと私が行ってきた銚子のそのお店は下記の記事でレポートしています。
金目鯛の煮付けがおいしい千葉県のお店・常磐に行ってきました。