箱根芦之湯温泉 鶴鳴館 松坂屋本店のお風呂や料理を画像で紹介
古くから開けた箱根七湯(はこねしちとう)のひとつ、駒ヶ岳の南麓に位置する箱根芦之湯温泉(はこねあしのゆおんせん)。今回ご紹介するのは 箱根芦之湯温泉 鶴鳴館 松坂屋本店(かくめいかん まつざかやんてん)。創業は江戸時代初期。名湯と宿場会席料理が評判の老舗旅館です。
かの歌川広重の浮世絵にも描かれるほど、江戸時代から広く知られ、長きにわたり歴史とともに歩み、西郷隆盛と木戸孝允の会見が行なわれたこともあります。創業355年を迎えた2017年3月に鶴鳴館を中心にリニューアルオープンしました。
客室は7,000坪の敷地に22部屋。露天風呂付き客室も人気。どのお部屋からも野趣あふれる庭の景色を眺めることができます。文明開化華やかなりしころの往時の風格が感じられます。客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます。
お風呂は大浴場と貸切風呂(上の画像は大浴場)。箱根七湯に数えられる名湯が、なんと敷地内の自家源泉から湧き出ています。湯量も豊富。湯の花の舞う温泉成分は良好で、効能もあらたか。これぞまさしく名湯の証(あかし)です。
少し白濁する温泉は、とてもなめらかで、現在も湯守(ゆもり)によって自家源泉が管理され、加水・加温・循環いっさいなしの源泉100%掛け流しです。
鶴鳴館 松坂屋本店の夕食です。宿の名物料理は文明開化に思いを馳せる宿場会席(しゅくばかいせき)。器にも凝り目にも風雅。料理長は、京都の料亭や一流ホテルで腕を磨き、巧みの技でもてなしてくれます。お造りは湯葉や近海の幸。吟味された食材の旨みが冴えわたり、たしかな目利きを感じさせます。
温物(あつもの)は、神奈川県産・相州牛(そうしゅうぎゅう)サーロイン八丁味噌の朴葉焼き(上の写真)。溶き卵をくぐらせていただきます。
美味極まる老舗旅館の堂々たるもてなしです。
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