東京からJR特急踊り子で約2時間10分。今回、母娘旅行におすすめの宿としてご紹介するのは、弘法大師ゆかりの名湯としても名高い伊豆・修善寺温泉にある 瑞の里 ○久旅館 (みずのさと まるきゅうりょかん)。創業大正11年。93年の歴史を刻む老舗宿です。
玄関ロビーではお香の香りがお出迎え。落ち着いた風情の庭園エントランスからは日本庭園が眺められます。大きな窓越しに池を眺めながらしばしひと息。
客室は全29室。お部屋は和室・和洋室の2タイプ。上の写真は広縁付き12畳の和室です。大きな窓からは、修善寺の山並みが一望でき、夕食はお部屋食でいただけるので、母娘旅行におすすめのお部屋です(客室の広さとタイプは 宿泊ブラン によって異なります)
○久旅館(まるきゅうりょかん)の眼下を流れるのは桂川(かつらがわ)。宿の5階には、絶景を望む貸切露天風呂があります。まさに絶景をひとり占め。宿のオリジナルサービスで、三つある貸切露天風呂「月下」「美人」「双月」が無料で利用できます。
泉質はアルカリ性単純泉。古い角質が取り除かれ、肌の新陳代謝が促される美肌の湯で、お肌がつるつるになります。お母さまのお肌もすべすへになって若返りますよ。
修善寺温泉・○久旅館の夕食です。お造りは、マグロ・マダイ・カンパチ・ホタテなど、毎日、伊豆の海で揚がった新鮮な魚介が並びます。前菜は、数の子・ホタルイカと菜の花のおひたし・稚鮎の甘露煮・海老の黄身寿司など品数も豊富。
煮物はタコの蒸し煮・ホタテ貝の赤煮・ニシンの照煮など料理長自慢の一品。焼き物は、サワラのフキ味噌焼き・タケノコの菜種焼きなど、季節の味が盛りだくさん。
中皿はチョイス料理。国産牛の温石焼き(おんじゃくやき)か、活きアワビの酒蒸しのお好きなほうを選べます。国産牛の温石焼きと活きアワビの酒蒸しをそれぞれ注文して、お母さまと半分ずつ食べてもいいですね。
こちらはうまさがほとばしる極上国産牛の温石焼き。ほどよく焼けたら戸田(へだ)産の塩と伊豆のワサビ、自家製ごまだれをつけていただきます。
食事は、駿河湾産・桜エビの釜飯、すまし仕立て、香の物など。季節の香りと旬の味覚が楽しめます(料理のメニューは季節や宿泊プランによって異なります)
伊豆の山海の幸をふんだんに使った料理の数々と、美肌の湯を貸切露天風呂で心ゆくまで堪能できる 修善寺温泉 ○久旅館 (まるきゅうりょかん)は、母娘旅行におすすめしたい和風旅館です。
鬼怒川温泉にも母娘旅行におすすめの宿があります。