東北新幹線の古川駅から陸羽東線(りくうとうせん)に乗り換え中山平温泉駅(なかやまだいらおんせんえき)へ。中山平温泉駅から送迎バスで約5分。今回ご紹介するのは、宮城県の名湯・鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう)の一画にある自然豊かな 中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀 (たくひで)。化粧水の中に入っているような美肌の温泉が自慢の知る人ぞ知る隠れ湯です。
宿に着いてチェックインをすませたら客室へ。客室は和室で17部屋。人気のお部屋は客室に囲炉裏がある囲炉裏端客室。8畳の囲炉裏の間と10畳の和室からなるお部屋で、なんとも素敵な風情です(客室のタイプは 宿泊プラン によって選べます)
宿のオリジナルサービスで、女性客・男性客ともにお好きな柄の浴衣を選ぶことができます。とくに女性用の色浴衣はバリエーションが豊かで人気があります。
宿の自慢はなんといっても温泉。こちらは風情ある露天風呂・鶴亀の湯。隠れ家的雰囲気を楽しめます。硫黄分を含んだアルカリ性のお湯は、ぬるぬると肌にまとわりつき、化粧水の中に入っているかのような錯覚に陥ります。これぞきわめつきの美肌の湯。うなぎ湯の名前にふさわしい温泉です。
こちらは一枚の岩をくり抜いた豪快の浴槽・芍薬の湯(しゃくやくのゆ)。外には半露天の樽風呂(たるぶろ)もあります。樽風呂にのんびり浸かっていると、眼下を陸羽東線(りくうとうせん)の列車が走り抜けます。なんとものどかな光景です。そのほかにも内風呂や明るい光があふれる庭園風混浴露天風呂もあり湯めぐりが楽しめます。
美肌の名湯を堪能したらお楽しみの夕食です。食事は別室の食事処でいただきます。山里ならではの伝統の味に加えて、創作料理を散りばめた品数豊富なコース料理がいただけます(料理は季節や仕入れによって替わります)
まずはイワナのまぼろし漬け。イワナを素揚げして、二、三日、甘酢の中に漬けたもの。お椀の中に入っているのは郷土料理の生姜もち。すっきりとした味わいです。メインは地元・宮城県産の黒毛和牛。陶板焼きでいただきます。これはたまりません。
鍋料理は鴨のひっつみ鍋。「ひっつみ」とは、みちのく一帯の郷土料理で、すいとんのようなもの。鴨肉の脂と旨みが濃厚。野菜もたっぷり入って、ぜいたくな味わいのお鍋です。
地元の食材をふんだんに使った創作料理と美肌の名湯を心ゆくまで堪能。化粧水の中に入っているようなとろしとした美肌効果満点の温泉が楽しめる 中山平温泉 うなぎ湯の宿 琢秀 (たくひで)は、女子旅や母娘旅行など、女性の温泉旅行におすすめのお宿です。