2016年5月14日。北千住の大衆居酒屋「力安」(りきやす)で、せんべろを楽しんできた足立区出身の飲兵衛女子二人。五月半ば土曜日の夕暮れ間近の北千住駅近くの飲み屋街は、まだ明るいというのにもう人がいっぱいでごった返していました。
私たちは一度来たことがある北千住の駅から3分の力安に入店。ここはまだそう混んでいない様子。席につくとテキパキした店員さんが注文を取りに来てくれました。まずは生ビールで乾杯。
メニューを見ると、どれも300円から400円台のものばかり。壁一面にも短冊のメニューが貼られていますが、そこに並ぶ料理の値段も300円台が多く魚介類も豊富です。
遅いランチをいただいて、あまり時間が経っていなかったので、まずはあっさりとしたおつまみをお願いすることにしました。五月は新玉ねぎと芹(せり)が出回っていますが、メニューにセリのおひたしと新玉スライスがあったので、それを注文。
セリのおひたしは、かつお節がたっぷりかかっていて、いただくとキンキンに冷えていてシャッキシャキの食感。あらかじめ味もついていていい塩梅(あんばい)。さっぱりとしていてヘルシーなのは女性にはうれしいですね。
こちら(上の写真)は新玉ねぎのスライス。新玉ねぎも器がしっかり冷えていて、かかっているかつお節も、いつも我が家で使っているパックのものとは違ってとっても美味しい。今までかつお節なんてどれでも同じだと思っていましたが、我が家の食卓も、かつお節にもしっかりこだわってみたくなりました。
〆さばは380円。5切れ入っていて、鮮度も抜群。添えられているツマもシャキッとパリパリ。酸っぱすぎず塩加減も私好み。生ぐささはまったくありません。お酒で流すと至福のひと時。
油揚げを焼いたきつね焼き(チーズのせ)は350円。青唐味噌を塗って焼いたものもあります。一切れほおばると、チーズはゴルゴンゾーラを使っているのかな? しっかりとコクがあり、どんなお酒にもバッチリ合います。これはなかなかの美味。簡単にできそうだし、家でも作ってみよう。
飲み物もほとんどが300円台のものばかり。ちなみに焼酎に入れた梅干しはひとつ100円です。このほかにゴボウの唐揚げなどを頼みました。飲み物はなくなりそうになると店員さんがすぐに飛んできて「何かお持ちしますか?」と聞いてくれます。
お店に滞在できる時間は最高2時間まで。ゆっくり時間を過ごすという場所じゃないけど、そこがまた力安のいいところでもあります。すっかりいい気持ちになって、飲兵衛女子二人は、次のお店へ向かいました。
(拡大地図を表示)
今回おじゃました 力安(りきやす)の住所は東京都足立区千住2-62。正確な場所は上記の地図で確認できます。場所は北千住駅西口から徒歩約3分。営業時間は14時~22時30分。定休日は月曜日。電話番号は03-3881-6485