東京から山形新幹線で山形へ。山形から山形交通バスに乗り換え約40分。四季折々に雄大な自然が満喫できる蔵王温泉(ざおうおんせん)。今回ご紹介するのは瀟洒(しょうしゃ)なたたずまいの宿 季の里(きのさと)。温泉街にほど近い閑静な地にあり、料理と名湯が評判の湯宿です。
ウインタースポーツが目当てで訪れる人には最高のパウダースノーが評判の蔵王温泉スキー場が目の前(徒歩5分)。宿でスキーやスノーボードのレンタルも行なっています。ロープウェイでの樹氷見物も冬の蔵王の醍醐味です。神秘的な樹氷の造形は見る者を魅了してやみません。
部屋数は22。すべてが和室。こちら(上の写真)は落ち着いた雰囲気の広縁付き和室8畳。カップルや子供連れなど3名まで利用できます。
4名で宿泊する場合は広縁付き和室10畳(上の画像)。眺望も満点。ゆったりと過ごせます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
季の里の自慢は白濁の温泉。玄関から30メートルほど歩いた離れのお風呂は源泉掛け流しの温泉。泉質は、酸性・癌硫黄―アルミニウム―硫酸塩・塩化物温泉。浴槽の底に湯の花が白く積もっていて、足でかき混ぜると浴槽のお湯が白く濁ります。
開湯から1,900年もの歴史を誇る蔵王温泉。湯治場の風情にひたりながら名湯に身をゆだね、のんびり日ごろの疲れを癒すことができます。
蔵王温泉には昔ながらの共同浴場が三つあり、ぶらりと外湯巡りにくり出すのも一興です。宿のオリジナルサービスとして共同浴場の無料利用券がもらえます。外湯には宿から無料の送迎も行なっています。
山形蔵王温泉・季の里の夕食です。地元の食材をふんだんに使った会席料理。彩り豊かな旬の恵み。山形の食文化を活かしたもてなしです。秋の時期は松茸の茶碗蒸しもいただけます(松茸は11月中旬ごろまで。仕入れによって前後します)
鍋物は季の里オリジナルの代吉鍋(だいきちなべ)。そば粉を練ったそばがきに、すりおろした山芋と鶏肉を加えたオリジナルの鍋料理。しょう油出汁(だし)とよく合います(料理は季節や仕入れによって替わります)
郷土のほまれ・山形牛はステーキで。上質なサシがほどよく入った選りすぐりです。白濁の温泉と山形の味わい深い郷土料理のもてなし。蔵王温泉・季の里。満足できるお宿です。
蔵王温泉 季の里の宿泊プランを見てみる