北海道の西北部に位置し、北海道遺産に選定されたレトロな建物が立ち並ぶ増毛町(ましけちょう)。道北でいちばん古い歴史を誇る漁業の町でもあります。そんな増毛で評判を呼んでいるのが、今回ご紹介する オーベルジュましけ です。
オーベルジュとは宿泊施設を備えたレストランのこと。オーベルジュましけは、フレンチの巨匠と呼ばれる地元出身の三國清三(みくにきよみ)シェフがプロデュース。レストランの入口には三國清三シェフの肖像画が飾られています。
オーベルジュということで客室は全28室とこぢんまり。お部屋は洋室と和室が用意されています。チェックインは15時、チェックアウトは10時。客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます。
お風呂は二種類。岩盤浴でおなじみのブラックシリカの湯船とトロン温泉。免疫力や自然治癒力が高まる効果があると言われています。北海道の厳しい寒さを忘れてしまう至福の時間に旅の疲れも吹き飛びます。
オーベルジュましけの夕食です。もてなしは、お箸でいただく創作コース料理。お造りは、地元・増毛産のタコ・甘エビ・シマエビ・ホタテなど。魚料理はイナダを使ったコンソメスープ。ビーツの鮮やかな色合いとコンソメがイナダの味を引き立ててくれます。
焼き物は、あぶったタラバガニとホタテをさらに蒸し焼きにしたポワレ。和風の抹茶塩で食材の旨みを堪能できます。ご飯はイクラがたっぷり入った洋風寿司。
肉料理は、十勝産・彩美牛(さいびぎゅう)のロティ。十勝地方で飼育されている彩美牛は、黒毛和牛とホルスタインの優れたところだけを選りすぐった品種。とてもやわらかくジューシー。
デザートには、フルーツの町・増毛産の洋梨を使ったシブースト。シブーストとは、スポンジケーキの上にカスタードとメレンゲを合わせたクリームを載せ、表面を焦がした洋菓子です。
オーベルジュと呼ぶのにふさわしい豪華な夕食。オーベルジュましけ。料理の口コミ評価が高いのもうなずけます。
三國清三シェフの手がけるレストラン予約