猿ヶ京ホテルのお風呂や夕食の豆腐懐石などを画像で紹介
東京から上越新幹線で上毛高原へ。上毛高原から送迎車で約30分。群馬県の北部に位置する猿ヶ京温泉(さるがきょうおんせん)。今回ご紹介するのは、思わず心引かれる風情ある門構えの 猿ヶ京ホテル(さるがきょうほてる)。源泉掛け流しの六つのお風呂と豆腐懐石料理が評判の老舗宿です。
猿ヶ京ホテルは 2017年で創業から 67年。あまたの旅人に親しまれ、常連客も少なくありません。施設内は、どこも広々とした造りで、もてなしの心が込められています。
宿は赤谷湖(あかやこ)を見下ろす高台にあるので、居ながらにして、彩りを変える湖畔の情景が眺められます。秋は紅葉が見事。さながら錦絵の風情です。なお赤谷湖の紅葉の見頃は 10月下旬から11月上旬です。
部屋数は全部で 52 。客室のタイプは和室と和洋室。露天風呂付き客室も人気があります。こちら(上の画像)は、本館の広縁付き和室。眺望も抜群です(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
猿ヶ京ホテルでは、6種類のお風呂を源泉掛け流しで楽しめます。大浴場は趣ある造りで、開放感たっぷり。効能あらたかなる名湯・猿ヶ京温泉で、心ゆくまで温泉三昧にひたれます。
こちら(上の写真)は露天風呂。熱湯とぬる湯に分かれていて、季節の風情を愛でながら長湯ができます。
貸切風呂もあります。誰にも気兼ねすることなく名湯に親しむ。まさに別天地。
群馬・猿ヶ京ホテルの夕食です。もてなしは大女将の郷土愛から生まれた豆腐懐石。ホテル内にある自社工場では、毎日、豆腐が作られていて、コース料理では、引き上げ湯葉や燻製豆腐などオリジナルの豆腐料理がいただけます。
まずは豆腐珍味の盛り合わせ。桜のチップでじっくり 8時間かけていぶすスモーク・ド・トーフ。国産大豆を使った自家製の豆腐は、水を切り、あらかじめ味噌に漬けてあります。豆腐懐石が看板の宿ならではの自慢の一品(ひとしな)です。
こちら(上の画像)は、その日の朝絞った新鮮な豆乳を使う卓上引き上げ湯葉。温められた豆乳の表面にできる湯葉をみずから引き上げるのが醍醐味です。
みずみずしい野菜とともに出てくるのは自家製のこんにゃく。ゴマ・白ゴマ・海苔・クルミと、四つの風味が楽しめるヘルシー料理です。
朝食は豆腐屋さんのバイキング。すくい豆腐や焼きたて豆乳パンなど、出来立ての料理が並びます。
毎晩8時からは、お餅つきと大女将による民話の語りが開催されます。民話のレパートリーはなんと500話以上というから驚きです。
手間暇かけた料理が光る名物の豆腐懐石に源泉掛け流しの名湯三昧。猿ヶ京温泉 猿ヶ京ホテル。熟年のご夫婦など大人の温泉旅行におすすめのお宿です。
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