JR山形駅からバスで約40分。蔵王の西山麓・標高880メートルに位置する蔵王温泉(ざおうおんせん)。今回ご紹介するのは、温泉街の高台にたたずむ「深山荘高見屋」(みやまそう たかみや)。創業は江戸亨保元年(1716年)。300年の歴史を今に伝える老舗高級旅館です。
館内は純和風木造造り。至るところに日本の伝統美が残されています。
客室は和室・洋室・和洋室。部屋数は22。すべて趣が異なり、どのお部屋も粋な演出が施されています。客室のタイプは宿泊プランの中から選べます。
お風呂は内湯・露天風呂・貸切風呂など9種類。温泉三昧を楽しめます。
開湯以来、1,900年もの歴史をもつと言い伝えられる蔵王温泉は効能も豊か。
蔵王温泉 深山荘 高見屋の夕食です。蔵王の味覚をふんだんに盛り込んだ会席膳でもてなしてくれます。山の幸・海の恵みを散りばめた前菜は器にもひと工夫。季節を取り込んだ盛り付けも見事です(上の画像)
こちら(上の写真)は蒸しアワビ。ぜいたくにもアワビを丸ごと1個。肝(きも)クリームソースでいただきます。
メインは山形のブランド牛・蔵王牛(ざおうぎゅう)。やわらかで旨みたっぷり。これはたまりせん。蔵王が育む食材を楽しみ尽くす老舗旅館ならではのもてなしです。深山荘 高見屋。蔵王温泉に宿泊するならおすすめの宿です。