三菱一号館美術館1894カフェでランチを食べたあとショーメ展を見学
2018年8月。娘と二人で三菱一号館美術館で開催中のイジュエリーなどが展示されているショーメ展を観に行ってきました。
三菱一号館美術館へは東京駅から徒歩5分。東京駅丸の内の南口を出たところの信号を渡って左に折れて少し行くとすぐです。いわゆる駅近。アクセスも便利な立地です。
今年の夏は猛暑続き。この日もめまいのするような日差しの中、外を歩くのはひと苦労でしたが、駅からすぐだったのと、美術館や商業施設の中央にある中庭の広場にはミストシャワーも設置されていて、見た目にも体にも涼やかなでありがたい演出が施されていました。
午前11時に一号館美術館裏にある カフェ1894 にランチの予約を入れていたので、ショーメ展を見る前にレストランへ向かいました。お店は11時開店。お店に着いたのが10時50分。開店を待っている列に加わりましたが日差しが強くてとにかく暑い。
11時ちょうどにドアが開き、順番に店内へ流れていきました。「先にご予約されているお客様からどうぞ。」ということで、予約の名前を告げるとスタッフの女性が席まで案内してくださいました。
席から店内を眺めると、太い柱と吹き抜けになった高い天井。開放感にあふれて宮殿みたい。こんな場所で食事ができるとはなんともぜいたく。形から入るのもたまにはいいな、と思いました。
メニューを見るとパスタやサンドイッチ、カレーライスなどのセットメニューがいろいろ載っていましたが、私たちがこれから観に行く「ショーメ」の名前の付いた特別ランチがあったので、今回はせっかくなのでショーメのランチを注文することにしました。
注文してほどなく前菜のサラダとパンが運ばれてきました。サラダはシーフードサラダで、イカやエビ、ホタテなどが入っていて盛りつけも上品。
メインは鴨のロースト。お肉は柔らかでケッパーのソースでいただきました。セットの飲み物はアイスティーを注文。入口のほうにふと目をやると、お盆休みということもあり、順番を待つ人たちの列がズラリ。食べ終わったお皿はどんどん手際よく片付けられていくし、待っているかたもたくさんいたので、正直少し落ち着かない気もしました。
1894カフェで食事を終え、中庭を通って 三菱一号館美術館 へ。レストランの中からも美術館の入口へ通じる通路があります。
いよいよショーメ展が観られます。ポスターが素敵。先日観に来た友人の話では「すいていて待ち時間なしですぐに入場できた」とのことだったので余裕かなと、たかをくくっていましたが……。
ところが食事前にはほとんどいなかった美術館入口に並ぶ人も、食事を終えて来てみると、倍くらいに列が伸びていました。発券しているカウンターまでは30分かかるとのこと。暑いけど並ぶしかないと思い列に加わると。大行列というほどの列でもなさそう。これならすぐに流れてくれそうです。
列の折返しの場所にミネラルウォーターのサービスがありました(ひとり1本)。熱中症が心配されるこの時期、なかなかうれしい心くばりですね。
青い水滴をあしらったペットボトルのデザイン。これがけっこうかわいい。こんなところはさすが美術館だなと思いました。お水なのですが、なにかすごくいいものをいただいた気持ちです。
ショーメ展は、歴史あるゴージャスなジュエリーが思った以上にボリューム満点に展示されていて、かなり見ごたえがありました。
美術館は基本撮影禁止というのは当たり前ですが、今回の展示会(ショーメ展)では、撮影オッケーのコーナーが設けてあり、そこでは人の迷惑にならないように気をつけて自由にシャッターを切ることができました。
写真撮影ができるコーナーには、見事なティアラが展示してあり、見学するだけの人は前列に、写真を撮る人は後列に、ということでした。見る人はできるだけ足を止めないでくださいとアナウンスがあり、昔パンダが日本に初めてきたときの上野動物園のあの光景を思い出しました。
来客のほとんどは女性客で、男性は2割くらいでした。年齢は若い方から年配の方まで幅広かった。宝石・ジュエリーに反応するのはやはり女性ですね。三菱一号館美術館カフェ1894でのランチとショーメ展。娘と二人、楽しいお盆休みを過ごすことができました。