銚子から直送で届いた 石井丸 干魚店 の干物。早く食べたくてその日の夜、さっそく焼いていただいてみました。
干物として食べたことがないお魚が多く、あれもこれも全部食べてみたかったけど、一度には無理なので、最初はいちばん気になったフグとホウボウの干物を焼くことに。
海の底を足のようなヒレで歩いているのをテレビで見たホウボウ。ひょうきんな顔をしていますね。フグも一緒に焼くことにします。
どのお魚も干物とは思えないほど色つやがよくて肉厚。鮮度がいいというのがよくわかります。
主人には干物が焼けるまでの間、石井丸のおかみさん自信作のサンマの佃煮で一杯やっててもらうことにします。
さんまの佃煮は焼酎のロックにもピッタリ。マイルドの炊き上がっていて骨まで柔らか。 丸ごといただけます。
干物が新鮮だからいい感じにふっくらと焼けました。今日はちょっとぜいたくにお魚づくし。ホウボウは、わりと淡白でさっぱりしています。フグは身がしっかりしていて肉厚。噛むほどに味があります。
翌日、ちょうどお友だちが来て、夕飯をうちでいっしょに食べることになり、舌平目とメイタガレイを焼きました。
「食べきれなかったときは冷凍にして、食べるときは冷凍室から出して、2~3時間自然解凍させてから焼いてください」と干物といっしょに入っていた説明書に書かれていたので、そのようにしました。
珍しいメイタガレイと舌平目の干物はみんなに喜んでもらえました。シタビラメはフライパンでバターで焼いたり、薄く衣をつけてあら揚げにしていただいても美味しいかもしれません。次回はそんな食べ方もしてみようかな。
朝ごはんにはアジとイシモチを食べ比べしてみることに。アジは近所のスーパーで買うよりも身がホクホクしていて柔らか。おいしかったです。イシモチはいちばん塩気があったかな。白いご飯がすすみました。
そういえば、本海藻の寒天がありました。お店(石井丸)でおかみさんがおかかをかけて試食させてくれたのが美味しくて、いっしょに送ってくれるようにお願いしました。
もちろん本海藻の寒天も石井丸のおかみさん手作り。「クセがあるかも」っておっしゃってましたが、私はクセを感じるどころか、すっかり気に入ってしまいました。
夜はヘルシーな本海藻の寒天をつけだしにビールで一杯。ショウガとかつお節をのせて醤油をかけただけですが、さっぱりしていて美味しくいただきました。
普段何気なくスーパーで買っている干物ですが、地元の干物がこんなに鮮度がよくて絶品だということを改めて知りました。
その日の水揚げで何が入るかわからないというおまかせだったので、どんなものが送られてくるのか待つのも楽しみでした。
銚子の干物店・石井丸。ぜひまた利用したいと思いました。漁師さん直送の天日干し干物のお取り寄せ。大満足でした。