私の通っているスポーツクラブ主催のバスツアーで鎌倉へ行ってきました。総勢23人。ランチをとるお店は小町通りにある団体予約も受け付けてくれる 鎌倉新荘園(かまくらしんそうえん)
今朝は、しらすが豊漁だったようで、名物の生しらす丼がいただけるとのこと。団体ツアーの皆さんは大喜び。お昼が楽しみです。
鎌倉八幡宮に到着後、ランチまでの時間は自由行動。今日は10月29日・木曜日。平日だというのに鎌倉はどこも人でいっぱい。駅も修学旅行らしき小学生の子供たちで賑わっています。江ノ電の駅構内にも「しらす丼」の文字が。
すっかり鎌倉しらす丼ランチモードになった私たちは、予約の時間の11時半、ツアーの幹事さんに指定されたお店「新荘園 鎌倉店」をめざしました。
お店は小町通りの中ほどにあり、店頭には、しらすメニューや海鮮丼の写真がたくさん貼られていたので見つけやすかったです。「鎌倉名物!湘南しらす」の看板も目を引きます。
今回のツアー参加者は23名。全員そろって鎌倉新荘園でランチをいただきます。外は人であふれていたけど、よく団体の予約が取れたものですね。幹事さんに感謝。
団体なので、あらかじめメニューが決められて炒るのかな? と思ったら、メニューの中から自分の食べたいものを注文できるとのこと。ツアーの中には生しらすが苦手な女性もいたのでありがたい対応です。
とはいっても、ほとんどのかたが生しらす丼を楽しみにしていたようで、七割近くのかたが生シラス丼を注文。男性陣はライス大盛り。ビールやお酒の注文も入り、宴会が始まるような雰囲気(笑)
私は、生・釜揚げ・揚げしらす、三種類のしらすが楽しめる「しらすの三色丼セット」を注文しました。しらすのスープとお新香、デザートの杏仁豆腐も付いています。
生しらすは一日しか鮮度が持たないので、活きのいいものしか使えないといいますが、さすがに地元、鮮度は抜群です。
生しらすがヘタることなくピチピチっとした感じなのがわかります。あちらこちらの席から「おいしいね♪」の声が聞こえてきます。
新荘園 鎌倉店で、生しらす丼を堪能した私たちは小町通りに繰り出し、次の集合場所までの間の自由時間を利用して、おみやげや食べ歩きを楽しむことに。
食事のあとは甘いモノが食べたいなと甘味処を探して歩いていると、熟女たちでひときわ賑わうお店がありました。
味くら(みくら)という漬物専門店のようです。中に入ってみると、定番のお漬物や見たこともないお漬物が並んでいます。種類が多いこと。
いっしょに参加したツアーの人たちも「 味くら 」でおみやげを買って配ると言って、たくさん漬け物を買っていました。
鎌倉に来たらぜったい甘味を食ようって言っていた甘いもの好きの私たちは、地元の人に聞いた創業40年とという 甘味 山里(やまさと)に入ってみることにしました。
懐かしい感じがする木造の店内はしっくりとした色合いの内装がとっても懐かしく落ち着く雰囲気です。
甘味・山里は、小町通リからは一本外れた路地にあるため、ホッとひと息入れられるといった感じ。子どものころ母に連れられてよくこういった甘味処に来たものでした。
私はあんこがいただきたかったので、白玉クリームぜんざいを注文しました。あんはしっかりしたものでしたが、甘さは程よく上品。白玉も作りたてでモチモチ。見た目よりも食べ応えがありましたが、求めていた味に出会え、大満足。
あんみつに目がないお友だちはクリームあんみつを注文。オーソドックスな形に感動していました。黒蜜をかけていただきますが、これがまた上品なお味だったようです。
道中、いっしょにお供をしてくれたスポーツクラブの男性は、ランチで食べたしらす丼だけでは足りなかったらしく、きしめんセットを注文。
きのこご飯も付いていますが、麺も炊き込みご飯も出汁(だし)が利いていて、上品な薄味に仕上がっていたそうです。
山里は、バリアフリー対応で、車いすの方も訪れていました。年配の女性だったので、こうした昔ながらの甘味処が懐かしかった様子でした。
鎌倉のしらす丼と、小町通りの甘味。これだけでも今回のバスツアーの目的はじゅうぶん達成。来た甲斐がありました。
今回の鎌倉バスツアーの様子を動画にしました。
鎌倉へバスツアーに東京から日帰りで行ってきました。