間人蟹の宿|間人温泉の炭平を写真で紹介<京丹後市>
間人蟹。読み方は「たいざがに」。京都府京丹後市にある間人漁港(たいざぎょこう)で水揚げされる松葉ガニの名称。2016年11月6日の初競り(はつせり)では、5杯50万円の最高値がつき、間人蟹を食べたら二度とほかのカニは食べられないとも言われるほど、知る人ぞ知る最高級のブランド蟹です。
そんな間人蟹(たいざがに)をフルコースで食べられるのが京丹後市にある間人温泉(たいざおんせん)の温泉旅館・炭平(すみへい)です。間人蟹のフルコースを食べたら帰りに来年の宿泊予約をしていく常連客も多く、炭平の間人蟹のフルコースを写真とともにご紹介します。
炭平の間人蟹のフルコース、まずはカニ刺し。日本海の荒波で鍛えられた間人蟹の身は、絹にもたとえられる弾力と繊細さが特徴です。
続いてはカニ味噌の刺身(上の写真)。カニ味噌を生でいただけるとはなんともぜいたく。鮮度抜群の活きガニだらかこそ食べられる逸品。このカニ味噌の刺身を目当てに宿泊する常連客も多いとか。
そして焼き蟹(上の画像)。間人蟹(たいざがに)は、強い火力でさっと焼くとジューシーな甘みが増すので、白炭(はくたん)で焼くのが炭平のこだわりです。
お酒を入れて甲羅酒(こうらしゅ)にする前に茹でだカニ味噌もひとくち。そのあとは甲羅酒。お酒が大好きな方には、この甲羅酒はたまりません。
メスのセコガニでとった出汁(だし)で味わうのはカニしゃぶ。出汁に間人蟹(たいざがに)の身を泳がせると花のつぼみが咲くかのよう。日本海が育んだ極上の旨みが口いっぱいに広がります。
間人ガニ尽くしの締めはカニ雑炊。お米は丹後のおいしい水で育った丹後コシヒカリが最高の相性です。
幻のカニにといわれる間人蟹(たいざがに)を丸ごと一杯味わい尽くす豪華なもてなし。間人蟹の宿といえは炭平。満足できます。なお間人蟹のコース料理がいただけるのは11月から3月までです。