大沢温泉 自炊部・湯治屋の混浴露天風呂などを画像で紹介<岩手県花巻市>
東京から東北新幹線で新花巻へ。新花巻から無料シャトルバスで約35分。今回ご紹介するのは花巻温泉郷のひとつ大沢温泉(おおさわおんせん)自炊部 湯治屋(じすいぶ とうじや)。混浴露天風呂と昔ながらの湯治場の風情が人気の温泉宿です。
大沢温泉の敷地内には、自炊もできる湯治屋のほかに、山水閣と菊水舘という旅館もあり、目的に応じて宿が選べます。こちら(上の写真)は冬の湯治屋。古くからのたたずまいに雪化粧を施し、昔話に出てきそうな光景です。岩手県の花巻で生まれた宮沢賢治も幾度となく訪れました。
湯治屋は、湯治を目的に自炊をしながら長逗留(ながとうりゅう)をするために造られているので素泊まりが基本。調理器具や食器は無料で借りられ、食材を持ち込み、足りないものは売店で購入できます(夕食や朝食が付いている宿泊プランもあります)
大沢温泉 湯治屋の自慢は混浴露天風呂(上の画像)。渓流を眺めながらゆったりと温泉につかれます。まさに現代の湯治場。
混浴露天風呂のほかに女性専用の露天風呂もあります。それがこちら(上の写真)の「かわべの湯」。夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪見露天風呂が楽しめます。
露天風呂のほかに男女別の内湯「薬師の湯」もあります。レトロなタイル張りのお風呂で常連客に人気。泉質はアルカリ性単純泉。お湯は源泉掛け流し。主な効能は、神経痛・関節痛・慢性消化器病・痔・冷え症など。
自炊が基本の湯治屋ですが食事処もあります(上の写真は食事処「やはぎ」)。人気の十割そばをはじめ定食・麺類・カレーなどメニューも豊富。宿泊プランでは、素泊まりのほかに食事が付いているプランも用意されています。