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2018年2月14日。仕事仲間の賢治さんと栃木県上三川町（かみのかわまち）にある白鷺神社（しらさぎじんじゃ）へ。参拝をすませ、御朱印をいただいたあと、ランチのおいしいお店を探して車を走らせること5分。「寿司・割烹 清水屋」という看板が目に留まり、入ってみようということになりました。雰囲気のあるお店です。

お店の入口横に掛けられているボードにランチメニューが書かれています。海鮮丼・鉄火丼・焼魚定食・天ぷら定食・煮魚定食。値段はどれも950円。しかもお刺身と小鉢まで付いているようです。なかなかそそられます。

お寿司屋さんというと普段なんとなくハードルが高い感じがしますが、950円というこのランチの値段であれば私たちでも大丈夫。白い暖簾（のれん）をくぐって店内へ。

11時過ぎということもあり、私たちが一番乗り。お店の中はお寿司屋さんらしく清潔感があってカウンター上のケースには新鮮なネタが並んでいます。座席はカウンター席と、履物を脱いで上がる小上がりの畳席もテーブル席になっていました。膝や腰が悪いお年寄りでも楽にお食事ができる配慮だと思いました。これは当たりのお店の予感。

私たちは立派な分厚い板で作られたカウンター席に座りました。950円のランチメニューは、どれもそそられるものばかり。迷った結果、私は海鮮丼ランチ、賢治さんは鉄火丼ランチを注文。

それと「本日のおすすめ」のマコガレイの煮付けもいっしょに注文しました。

ご主人に、日光の男体山など、近くに見える山の話について伺いながら待つこと20分、マゴカレイの煮付けを女将さんが運んできてくれました。味付けは甘辛さも絶妙。あとを引きます。身はふっくら柔らかく口に運ぶととろけてなくなります。賢治さんが夢中になって食べていました。二つ頼めばよかった（笑）

煮魚に続いて、海鮮丼ランチがきました。思わず「わー♪」と声を上げてしまうほど、宝石箱のようなきれいな色合いです。お盆に載ってきましたが、ほかにも味噌汁と付け合せがセットになっていて、これで950円は安いですね。

海鮮丼のネタは。ボタンエビ・カニ・イカ・タコ・サーモン・コハダ・ハマチ・マグロ赤身・中トロ・玉子焼き……。どのネタも新鮮そのもの。ほんとうに美味しかったです。

鉄火丼ランチも海鮮丼と同じように付け合せとお味噌汁付き。鉄火丼もマグロのづけがたっぷり載っていました。

マグロのづけの味付けは少し甘めの醤油だれ。ご飯にもタレが染みて、わさびと海苔の相性がいいですね。ご主人のていねいな仕事が感じられます。

お鉢は、サーモンのマリネサラダ。サラダにはサーモンが3枚も入っていて得した気分。器も冷やしてある心づかい。お野菜もパリッとしていました。

ランチにはお味噌汁も付いていましたが、950円のランチでワタリガニのお味噌汁付きとはなんともぜいたく。美味しいと嬉しいの連続で感動しながら完食しました。

鮮度の良さと贅沢なネタ。さすがお寿司屋さんのランチでした。

大満足で「このあとカフェを探して、食後のコーヒーでも軽く飲みに行こうか」と話していたら、ちょうどいいタイミングで運ばれてきたのはなんとコーヒー。コーヒーのサービスまでいただけて、お会計は二人で2,500円でお釣りがきました。

美味しい本格的なお寿司のランチが格安でいただけて、ご主人も女将さんもとっても魅力的なお人柄の清水屋さんでした。白鷺神社でお参りしたあと偶然見つけた素敵なお店。白鷺神社が導いてくれたのかな。