古河市のコルシカでランチ。母娘で営む洋食の美味しいお店でした。
2018年2月14日。仕事仲間の賢治さんと茨城県の古河市(こがし)へ。古河駅西口近くを歩いていたら、昔懐かしい昭和の洋食屋さんといった雰囲気の漂うお店が目にとまりました。お店の名前はコルシカ(CORSICA)。「ここは絶対に美味しいよ。間違いないね」と、賢治さんの直感に従って、コルシカでランチを食べることにしました。
お店のドアを開けると、洋食屋さんらしいクロスがかかったテーブルとランチョンマット。奥には厨房が見渡せます。厨房には親子(母娘)と思われる二人が入っています。天井にはシャンデリア。厨房前の天井の一角をドライフラワーが覆っています。圧巻の光景。
店内には四人のお客さんがいました。ママさん(お母さま)がランチのメニューボードを持ってきてくれました。ランチメニューは五種類。この日はジンジャーチキンソテー、豚ヒレ肉のアーモンドパン粉焼き(デミグラスソース)はもうすでに売り切れだとか。人気のお店のようです。
賢治さんは目玉焼きのせ・ドライカレー、私はスパゲティー・アマトリチャーナ(ベーコン・玉ねぎ・パリュミジャーノのトマトソース)を注文しました。ランチにはサラダと水出しコーヒーがセットになっています。
コルシカは40年以上前から営業を続けていらっしゃるとのこと。現在は二代目の娘さんが厨房を取り仕切っています。地元に愛され続けている洋食屋さんのようです。
サラダが運ばれてきました。シンプルな具材ながら、お皿も野菜も冷えていてパリッと新鮮。ドレッシングもマイルドで上品。お皿もおしゃれ。サラダをいただいただけですが、これは美味しいお店に違いない!と、すぐにわかりました。
続いてパスタが運ばれてきました。分厚く切られたベーコンがゴロゴロッと入っています。私の好きなトマト仕立てで、パルメジャーノチーズもたっぷり。
いただいたパスタは、シンプルな具材でありながら、コクがあって、やさしく奥深い味でした。この複雑な味は家庭ではなかなか出せません。昔ながらの洋食屋さんの味を受け継ぎつつも娘さんのセンスの良さが加わった一品(ひとしな)です。
続いて 賢治さんの目玉焼きのせ・ドライカレーも運ばれてきました。半熟に焼かれた目玉焼きの下から見えるドライカレーは、ピラフというよりも焼き飯(やきめし)というにふさわしい風体(ふうてい)。目玉焼きの上にはトマトソースが載っています。
コルシカさんが創業した当時、20代前半だった賢治さん。ひとくち食べて「あぁ、この味この味!なつかしいなぁ…」と、感激の様子。今ではなかなかこういったしっかりした味付けのドライカレーを出してくれるお店はないですものね。
食事が終わるとコーヒーが運ばれてきました。コーヒーは、一滴一滴何時間もかけて抽出したママさん(お母さま)こだわりの水出しコーヒー。すっきりしているだけでなく、やさしいコクがあり、まろやかで透明感のある美味しいコーヒーです。
店内には、ワインセラーと並んで水出しコーヒーの抽出器がありました。はじめはアンティークで飾ってあるものだと思っていましたが、コルシカの水出しコーヒーは、今でもこのウォータードリッパーで抽出しているんだそうです。
水出しコーヒー器の隣りにあるワインセラーにはたくさんのワインが入っていますが、夜はお料理に合わせて味わいもいろいろのワインを娘さんがチョイスしてくれるということです。ワイン大好きな私。お料理もすべて手作りだというので次回はぜひ夜におじゃましたいですね。
母娘で営む街の洋食屋さんコルシカ。アットホームな雰囲気と、とにかくすべてのお料理がおいしくて感動しました。
水出しコーヒーがとっても美味しかったので、水出しコーヒーと娘さん特製のケーキを追加注文しました。下記の記事で感想をお伝えしています。
(拡大地図を表示)
今回おじゃました洋食レストラン・コルシカ(CORSICA)の住所は 〒306-0023 茨城県古河市本町1-2-30 。アクセスは、JR古河駅西口から徒歩5分。正確な場所は上記の地図で調べられます。詳細は コルシカのホームページ でご確認ください。
コルシカの営業時間は、昼が11時30分から14時半。夜は17時30分から23時。定休日は月曜日・第三火曜日・祝日。電話番号は 0280-32 2525 です。駐車場は2台。