2016年2月2日(火)さいたま市にある大宮盆栽美術館でお友だちと二人で盆栽を見たあと、美術館の斜め前にある盆栽レストラン大宮でランチを食べてきました。大宮盆栽村からも近く、盆栽の町にふさわしい名前のレストランです。
お店は大宮盆栽美術館西門入口前の道路を挟んだ斜め前にあります。「盆栽レストラン」。盆栽の町・大宮にふさわしい名前のお店。時間は12時15分。ちょうとランチタイムの時間です。おなかもすいてきたので入ってみることにしました。
店内に入ると、ガラスケースに盆栽の鉢やハサミなどの道具が展示されていて、盆栽用品の販売もしているようです。盆栽レストラン大宮は盆栽の輸出を本業にしている会社が運営されているお店だとか。
正面奥の床の間には盆栽美術館にあってもおかしくないような五葉松の立派な盆栽が飾ってあります。お店のかたに伺ったところ樹齢数十年~百年の盆栽だということでした。五葉松の盆栽がお出迎えとは粋ですね。
盆栽レストランには、ベルギー生まれの女性(モーガン・ラングマンさん)が働いていて、週1回~2回の割合で、英語またはドイツ語でお料理教室を行なっているそうです。お料理をしながら英語やドイツ語が学べるというレッスン。楽しそうですね。
私たちが伺ったこの日もモーガンさんが、流ちょうな日本語で「いらっしゃいませ」と笑顔でお出迎えしてくださいました。
メニューには、しらす丼や漬け丼などといった魚介中心の丼ものが多く、表看板を見た時も思いましたが、大宮に居ながらにして、鎌倉か湘南にでも来たかのようなメニューがいただけるとは意外でした。
こちらの看板メニューなのでしょう「盆栽御膳」もいいなと思いましたが、しらすと桜えびの二色丼の写真が美味しそうだったので、今回は、日替わりランチのしらすと桜えびの二色丼をいただくことにしました。
さほど待たされることなく、しらすと桜えびの二色丼が運ばれてきました。お新香と味噌汁も付いています。お醤油とポン酢もいっしょに持ってきてくれて「お好きなほうをかけてお召しあがりください」とのこと。添えられたわさびに合わせて、おしょう油でいただきました。
ご飯は柔らかく、しらすもエビもたっぷりと盛られていました。彩りもきれい。上に載せられた大葉がいいアクセントになっています。わさびが思いのほか鼻に抜けて強烈。さっぱりといただけました。
食事が終わってセットの飲み物が運ばれてきました。私はコーヒー、お友だちはウーロン茶。甘いものもほしくなったねと二人で話をしていると、メニューに「盆栽最中」(ぼんさいもなか)を発見。お店のかたに訪ねると、地元・大宮の老舗和菓子店(小川屋)から毎日、仕入れている銘菓だそうです。さっそく追加注文(笑)
盆栽最中は、はつぶあん、柚子、チョコレートの三種類。せっかくなので三種類全部いただきました。どれもコーヒーにもウーロン茶にもよく合います。最中の餡(あん)も甘すぎず上品でした。盆栽最中はお土産にも人気だそうです。
大宮の盆栽美術館は外国人観光客の来場も年々増えているとか。私たちが見学しているときもヨーロッパ系の女性が二人で観に来られていました。この盆栽レストラン大宮は、そうした外国人観光客の方もよく利用されるようです。
大宮盆栽美術館を見学した流れで思いがけず発見できた変わった志向のレストラン。立派な五葉松の盆栽も飾られ盆栽の町・大宮にふさわしいお店でした。
店名 | 盆栽レストラン大宮(ぼんさいれすとらんおおみや) |
住所 | 〒331-0804埼玉県さいたま市北区土呂町2-6-8飯沼ビル1F |
場所 | 大宮盆栽美術館正面入口斜め前( 地図 ) |
最寄駅 | JR宇都宮線「土呂駅」東口から徒歩5分 東武野田線「大宮公園駅」から徒歩10分 |
電話番号 | 048-627-6095 |
定休日 | 木曜日・大宮盆栽美術館の休館日 |
営業時間 | 11時~17時 |
駐車場 | 1台 ※大宮盆栽美術館の駐車場(2時間無料)を利用 |