志賀高原の入口に広がる湯田中渋温泉郷(ゆだなかしぶおんせんきょう)。夜間瀬川(よませがわ)の支流に沿って、10箇所の温泉地が点在しています。湯田中渋温泉郷を代表するのが湯田中温泉。温泉郷の玄関口にあたり、湯田中駅のすぐそばにあります。
大湯
湯田中温泉発祥のお湯ともいわれるのが外湯の大湯(おおゆ)。場所は、よろづや本館の隣にあります。開放感のある吹き抜けの共同浴場で、湯船は「ぬる湯」と「あつ湯」の二つに仕切られています。90度以上ある源泉を冷まして使っているので、ぬる湯でもなかなかの熱さです。
よろづや
湯田中温泉に宿泊するなら、おすすめ宿は「よろづや」と「あぶらや燈千」(とうせん)。よろづやは、江戸寛政年間創業。国の有形文化財に登録されている桃山風呂と庭師が手がけたという庭園露天風呂が評判の老舗旅館です。
あぶらや燈千
あぶらや燈千もお風呂が自慢の老舗旅館で、眺望抜群の展望露天風呂や貸切風呂が楽しめます。夕食でいただける「あぶらやフォンデュ」は、屋号にちなんだ名物料理にもなっています。