茶褐色の炭酸温泉が楽しめる花山温泉・薬師の湯(和歌山県)


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茶褐色の温泉

茶褐色の温泉地というと兵庫県の有馬温泉や群馬県の伊香保温泉などが有名ですが、有馬温泉よりも、伊香保温泉よりも、さらに濃厚な茶褐色の温泉があるんです。それは和歌山県和歌山市鳴神(なるかみ)にある 花山温泉・薬師の湯 (はなやまおんせん・やくしのゆ)。温泉というより泥のお湯?というくらい高濃度のにごり湯です。

茶色の温泉 ご覧ください、この色。茶褐色のペンキではありません。温泉です(笑)しかも100%源泉掛け流しの自噴泉(じふんせん)。しかも炭酸泉なので、効能も神経痛・動脈硬化・アトピーなど20種類に及び、全国からこの濃厚な茶褐色の温泉を求めて温泉マニアや湯治客が花山温泉にやってきます。

源泉掛け流し 花山温泉の源泉は炭酸ガスの圧力で地下500メートルから自噴する天然温泉。湧き出たときは無色透明ですが、空気に触れると茶褐色に濁っていきます。お湯の鮮度がいいので飲泉(いんせん)もでき、湯治にも使われています。

温冷入浴 26度の源泉と41.5度に加温した浴槽が二つ並んでいるので、温浴→冷浴→温浴→冷浴と、温冷浴を二回繰り返します。手前が源泉、奥が加温温泉。高濃度の炭酸泉なので疲労回復効果も抜群です。

湯の花 こちらの画像は、湯船の縁(ふち)に温泉の結晶成分(湯の花)が結晶化して堆積化したものです。見るからに濃厚そのものですね。

茶褐色のにごり湯 湯元からは絶えず源泉が自噴し続けています。花山温泉では、つねに新鮮なお湯の鮮度を保つために、毎日、温泉のお湯を入れ替えています。鮮度のいい温泉だからこそ飲泉もできるわけです。

茶褐色の温泉露天風呂 湯船はそれほど大きくありませんが、茶褐色の温泉が楽しめる露天風呂もあります。温度は40度に加温されているので、風に吹かれながら茶褐色のにごり湯で心身共にリフレッシュできます。

部屋 客室は和室が12部屋。6畳~8畳。全室トイレ・エアコン・テレビ・空の冷蔵庫付き。昭和の面影を残す和室でのんびりとくつろげます。シンプルな和室ですがトイレは全室ウォシュレットです。

夕食 花山温泉の自慢は温泉だけではありません。地元和歌山の旬の素材をふんだんに使った会席料理をはじめ伊勢海老の姿造り会席や牛しゃぶ会席・すき焼き会席など、宿泊プランに合わせて、さまざまな料理が楽しめます( 宿泊プラン一覧

スッポン鍋やクエ鍋などの鍋料理が食べられる宿泊プランも人気です。いちばん人気は和歌山産のクエ鍋。そのほかにもイノブタしゃぶしゃぶ・ちゃんこ鍋・てっちり鍋・牡丹鍋など、季節に応じた鍋料理がいただけます。

整体 整体道場も併設されています(有料)。腰・肩・足・全身を施術するコースと、顔のゆがみ矯正や骨盤矯正のコースがあります。温泉に入ったあとに整体を受けるとよりいっそうの効果が期待できます。

茶褐色の炭酸温泉 濃厚な茶褐色の温泉と高濃度の炭酸鉄泉が満喫できる 花山温泉 薬師の湯 は、本物のにごり湯を堪能してみたいかたにはおすすめの温泉宿です。効能も20種類以上に及ぶので、湯治目的の利用もおすすめです。

外観 花山温泉の外観と駐車場の写真です。和歌山市街、住宅街のはずれにある隠れた名湯です。花山温泉では 日帰り入浴プラン も用意されています。

尚子

投稿者プロフィール

東京都在住。1964年生まれ。主婦。子育ても落ち着いたので地域情報紙の編集アシスタントとして従事。趣味は旅行。家族四人+愛犬1匹

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