朝は6時に目が覚めました。2015年の元旦は黒川旅館で迎えました。外を見たら雪はやんで晴れています。よかった。
朝食は、豚肉と野菜の炒め物・目玉焼き・きんぴらごぼう・お豆腐と海藻の味噌汁・ご飯。お米の本場・宮城県だけあって、ごはんがとってもおいしかったです。
お正月の朝ということで、杵でついたお餅を納豆からみ餅とあんこ餅にして、食べさせていただきました。杵でついたお餅はやっぱり違いますね。
青森県から送ってもらったりんごがあるんだけど食べるかい?と言って、女将さんがりんごを三つ持ってきてくれました。シャキシャキっとして甘味と酸味のバランスがよく、おいしいりんごでした。ひとつ食べて、二つはお土産にいただきました。
昨日の雪がうそのように晴れ渡っています。主人と車の雪下ろしをして、女将さんにお礼を言って、くろ川旅館をあとにしました(くろ川旅館の住所…宮城県黒川郡大衡村(おおひらむら)字大柳19)
くろ川旅館は築30年近くたっているので、正直、古さは否めません。清掃は行き届いているので館内は清潔ですが、部屋の作りも昭和の雰囲気が漂っています。観光目的というよりも、ひなびた温泉旅館で静かにラドン温泉につかって湯治気分にひたる、そんな利用目的が似合う旅館です。
東北自動車道の上空も快晴。道路も除雪され、無事、青森にある主人の実家に着きました。
くろ川旅館は女将の高齢化により令和元年の夏をもって廃業しました。