5月16日は旅の日。松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅に出発した日(新暦に換算すると5月16日)にちなんで、昭和63年(1988年)に、日本旅のペンクラブによって提唱されました。
『おくのほそ道』の出発地は深川(江戸)。深川から船で千住(足立区)へ。千住から日光街道で草加、春日部(粕壁)、間々田、鹿沼、日光へと向かいます。深川から日光までは三日間。一日およそ40キロ近くを歩き続けた計算になります。今なら千住から日光までは高速道路を使えば、車で2時間足らずで着いてしまいますが……。
私も当ブログの取材で、足立区から日光街道で、春日部、間々田、古河、日光などへ車で出かけましたが、そのルートを歩いて行くなんて到底無理。あらためて松尾芭蕉の健脚には敬服します。