羽生パーキングエリア(上り線)鬼平江戸処に立ち寄りました。
栃木県佐野市にある手打ちそば・かみやまでお蕎麦を食べた帰り道、東北自動車道の羽生パーキングエリア(上り)鬼平江戸処 に立ち寄りました。江戸の町と食・人情を再現した江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が味わえる人気のパーキングエリアです。
前にトイレ休憩だけしたことがあるのですが、中に入るのは今回が初めて。時代劇の鬼平犯科帳をモデルにしたことでも有名、一度、じっくり来てみたかったんですよ。
入り口に貼ってあるのは、お食事処を紹介をしたポスター。鰻や丼、かき氷など、和をイメージさせるメニューがいっぱいありそうです。外の町並みが素晴らしいので、中はどうなっているんだろう(ワクワク)
今日は平日の悪天候のためか空いています。中に入っても和の情緒がたっぷり。少し暗い照明もいい雰囲気です。まず目に止まったのは 鰻屋・忠八(ちゅうはち)。パーキングエリアに鰻屋さんがあるのは珍しいですね。
うなぎの>忠八は、鬼平犯科帳にも登場する辻売りのうなぎ屋さんです。パーキングエリアだからといって手抜きなし。炭火を使って香ばしく焼き上げたアツアツできたてをいただけます。お持ち帰りができるうなぎ弁当も大人気。
今日は、手打ちそばかみやまでお腹いっぱい食べたので、そそられるけどウナギもうお腹に入らない。お腹が空いていたら絶対にお持ち帰りのウナ弁は買ってただろうな。
忠八の隣は辛味大根おろし蕎麦が人気の さなだや 。店内は、建具も江戸情緒を感じさせる落ち着いた造りになっていました。今日はお昼のピークも過ぎていたけど、土日祭日は人があふれているんでしょうね。
くず餅やかき氷の甘味処 舟橋屋 は、くず餅を串に刺し、紫いもなどの季節のこしあんを載せる新しいスタイルのくず餅がいただけるとあって、特に女性に大人気のお店です。くず餅を串に刺すっていう発想に脱帽。羽生パーキングエリアの新しい名物にもなっているようです。
おみやげコーナーでは、漬物樽に入って陳列された佃煮コーナーが目に止まりました。あさりや昆布、しじみなど美味しそうな佃煮が並び、そそられます。これだけ佃煮が豊富な高速道路のパーキングエリアも珍しい。手頃なおみやげになりますね。
レジ近くは提灯(ちょうちん)やお面で粋を感じる江戸の雰囲気にレイアウトされています。レジには「お勘定」と墨で書いてあるなど、徹底した演出。見てまわるだけで楽しい。並んでいる商品も、どれもほんとうに美味しそうで、あれもこれも買いたくなっちゃう。
冷蔵コーナーはわりとシンプル。栃木ならではの名物・水戸納豆や宇都宮餃子が種類豊富に並んでいました。納豆は今では珍しい藁(わら)に入ったものもありました。
こちらも栃木名物の佐野ラーメン。渦高く積まれていました。餃子・納豆・ラーメン・佃煮…。とどれをとっても喜ばれるお土産になりそう。自分のおみやげにも買いたくなります。
外に出ると、奥にトイレ。もちろんトイレだって江戸情緒を崩さない凝ったデザインでした。石垣のベンチや松もお城のイメージで作ってありました。どこまでも徹底されています。鬼平犯科帳の長谷川平蔵もトイレから出てきそう(笑)
いっしょに行った友人も東北道を使うときは、いつも羽生パーキングエリアに立ち寄るそうで「遊び心があって大好き♪」と大のお気に入りの様子。今回は、おなかがいっぱいだったので、美味しい物も食べずじまいで帰って来てしまったのが心残り。次回は、名物グルメやご当地グルメをあれこれ食べまくりたいと思います!
佐野市の美味しいおそば屋さん「かみやま」に行ってきました。